『インデペンデンス・デイ』シリーズ(1996年、2016年)『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年)のローランド・エメリッヒ監督最新作『ミッドウェイ』が、2020年9月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開することが決定した。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。そしてそこには両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちがいた……。司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦──何が、彼らの勝敗を分けたのか…? 観客のド肝を抜く一大スペクタクル映像の第一人者が、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げ史実を再現する。
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監督は数々の大作を生み出してきたローランド・エメリッヒ。脚本はウェス・トゥック、製作はハラルド・クローサーがつとめる。山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるキャストには、日米の実力派俳優が集結。『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011年~2019年)のエド・スクライン、『スリー・ビルボード』(2017年)のウディ・ハレルソン、『アクアマン』(2018年)のパトリック・ウィルソン、『エデンより彼方に』(2002年)のデニス・クエイド、アーロン・エッカートをはじめ、日本から豊川悦司(山本五十六)、浅野忠信(山口多聞)、國村隼(南雲忠一)らが名を連ねる。
本作について「ドイツ人(エメリッヒ監督は1955年旧西ドイツ生まれ)としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意を持って描くことを心掛けた。多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」とエメリッヒ監督は語る。
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ちょうど78年前の今日(日本時間6月5日未明)から3日間にかけてミッドウェイ島付近で行われた海戦での敗北が、それまでの「常勝日本」を劣勢へと陥らせてゆく大きなきっかけとなったのである。20年に及ぶ徹底的なリサーチと、戦場に身を捧げた全ての兵士への敬意と共に、日本の運命を決めた3日間の海戦の全貌が、今明かされようとしている!
『ミッドウェイ』
1941年12月7日の日本軍による奇襲とも言える真珠湾攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六連合艦隊司令官(豊川悦司)の命により、山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。 一方、真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍は、情報部のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)がその目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。そして遂に、アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック(エド・スクライン)率いる上空から攻撃をする戦闘機の空中戦と、山口艦長や南雲艦長率いる海上からの戦艦の砲撃の壮絶な激突へのカウントダウンが始まる──。
制作年: | 2019 |
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