Netflixは、2020年6月12日に配信開始するスパイク・リー監督待望の最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』の予告編を公開した。
本作は、ベトナム戦争を経験した4人のアフリカ系退役軍人たちが、戦死した隊長の亡骸と埋蔵金を探すために再びベトナムを訪れ、自然の猛威などに晒されながら、消えることのないベトナム戦争の記憶と向き合っていくというストーリー。
監督・脚本は第91回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ブラック・クランズマン』(2018年)のスパイク・リー。戦死した隊長ノーマン役に『ブラックパンサー』(2018年)でティ・チャラ/ブラックパンサー役で主演を務めたチャドウィック・ボーズマン、隊長を探す4人の退役軍人はスパイク・リー監督作『マルコムX』(1992年)にも出演しているデルロイ・リンドー(ポール役)や『ブラック・クランズマン』出演のイサイア・ウィットロック・Jr(メルヴィン役)のほか、クラーク・ピータース(オーティス役)、ノーム・ルイス(エディ役)ら。退役軍人ポールの息子で、父の身を案じてベトナムで行動を共にするデヴィッドを『荒野の誓い』(2017年)のジョナサン・メジャースが演じ、そのほかジャン・レノや『リチャード・ジュエル』(2019年)主役リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーも名を連ねている。
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監督のスパイク・リーは、今まで社会的・政治的な問題を作品で投げかけ、世間に論争を巻き起こすことあり、自身が人種間の問題など様々な論争に巻き込まれても、物怖じせず意見を述べることを恐れない態度を崩さないことで知られる。
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2019年に『ブラック・クランズマン』でアカデミー賞脚本賞を受賞。第88回アカデミー賞で名誉賞を受賞するも、“アカデミー賞の候補を白人が独占していたこと”への抗議として、授賞式へのボイコットを表明し、黒人映画を扱う者としてのその勇断が世間から高く評価された。その後、『ブラック・クランズマン』が脚色賞のみならず監督賞でもノミネートされ話題になったが、結果的に監督賞の受賞を逃したことについても痛烈に批判している。
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リー監督が最新作で伝えたいこととは? 来月配信される本作に期待が高まる!
『ザ・ファイブ・ブラッズ』はNetflixにて2020年6月12日(金)独占配信スタート
『ザ・ファイブ・ブラッズ』
ポール、オーティス、エディ 、メルヴィンの4人のアフリカ系退役軍人たちが、戦死した隊長の亡骸と埋蔵金を探すために再びベトナムを訪れる。父の身を案じるポールの息子 (ジョナサン・メジャース) も加わり、自然の猛威などに攻撃に晒されながら、消えることのないベトナム戦争の記憶と向き合っていく……。
制作年: | 2020 |
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