『エイリアン』(1979年)や『ブレードランナー』(1982年)を手がけた名匠リドリー・スコットが、小説「ジ・エンド・オブ・オクトーバー(原題)」の映像化にむけて話を進めていることがわかった。米Deadline誌が報じている。
At last real books have arrived. Now for the little ritual every author knows, putting it on the shelf with its cousins. pic.twitter.com/5gbnTYiPR0
— Lawrence Wright (@lawrence_wright) April 11, 2020
ピューリッツァー賞受賞作家であるローレンス・ライトの小説「ジ・エンド・オブ・オクトーバー(原題)」(クノップ社)は、ウイルスのパンデミックを題材にしたスリラー小説で、急速に蔓延する世界的なパンデミックに巻き込まれたWHOの疫学者の物語を描いている。ウイルス蔓延と同時に、人々の恐怖、死者数の増加、経済の悪化、学校の閉鎖、失業者の増加など、世界中が急速に崩壊していく様子も描かれている。また、作中の犠牲者の中にはテイラー・スウィフトとブラッド・ピットが含まれているという。
ちなみに、2020年4月28日に発売されたこの作品が新型コロナウイルスの危機に直面している最中に出版されたのは全くの偶然であるという。
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現在リドリーはこの小説の映画化またはドラマ化を進めていて、製作はリドリーの会社スコット・フリーが手掛ける。
また並行して、2021年全米公開予定のベン・アフレックやマット・デイモンが出演する映画『ザ・ラスト・デュエル(原題)』の製作を進めている最中。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、撮影が中断されている状況だ。他には、グッチ一族の騒動をレディー・ガガを主演にむかえて映画化するという話や、ほかにも、『エイリアン』(1979年)の前日譚を描く映画や『グラディエーター』(2000年)の続編、アクション・スリラー『クイーン&カントリー(原題)』の監督をつとめることが決定している。
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いつまでも業界最前線を行くリドリーの最新作に期待が高まる! 続報を待とう!