1980年代のアドベンチャー映画の金字塔『グーニーズ』(1985年)のキャスト&スタッフが、公開から35年の時を経てオンラインで再結集した。
主催したのは『アナと雪の女王』(2013年)でオラフ役をつとめ、第41回アニー賞声優部門を受賞したジョシュ・ギャッド。彼はチャリティ活動を目的としたYouTubeチャンネルを新設し、その第1回目のゲストに『グーニーズ』のキャストを再結集させることを約束していた。
— Josh Gad (@joshgad) April 27, 2020
動画には、マイキー役のショーン・アスティン、マウス役のコリー・フェルドマン、ブランド役のジョシュ・ブローリン、チャンク役のジェフ・B・コーエン、データ役のキー・ホイ・クァン、ステフ役のマーサ・プリンプトン、アンディ役のケリー・グリーン、ジェイク役のロバート・デヴィと、懐かしい顔ぶれが再結集。また、映画の主題歌を歌ったシンディ・ローパーや、監督のリチャード・ドナー、脚本のクリス・コロンバス、そして製作総指揮のスティーブン・スピルバーグも登場した。
撮影当時の思い出が語られたのはもちろんのこと、気になる続編についても語られた。スピルバーグは「続編については何度も話をしてきたんだ。2、3年に1度はアイデアを思いついても、それが実現しない。理由は1作目以降、みんなでこのジャンルのクオリティのハードルを上げてきたことで、80年代に作った『グーニーズ』よりも優れたアイデアをまだ見つけられていないからなんだ。見つかるまで、みんなであと100回はこの映画を観ることになるだろうね。」と語った。
そして、動画の終盤では『グーニーズ』の主題歌「グーニーズはグッド・イナフ」を歌ったシンディ・ローパーを中心に、みんなで主題歌を熱唱! グーニーズの合言葉「THE GOONIES NEVER SAY DIE!(グーニーズは絶対に死なない)」を放ち、最後にスピルバーグから「この後、違う部屋に行って『グーニーズ』を観るよ!」という言葉で締めくくられた。
今後続編が実現するのか? 気になるところではあるが、2020年2月に米FOXが『グーニーズ』のリメイク版ドラマシリーズを製作することを発表している。脚本はTVシリーズ『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』(2017年~)のサラ・ワトソンが手がけ、『グーニーズ』のプロデューサー兼監督のリチャード・ドナーも製作総指揮として参加予定。米Entertainment Weekly誌によると、2020年秋には放映開始されるようだ。
『グーニーズ』
開発せまる港町を舞台に、海賊の財宝を捜して落ちこぼれ少年団“グーニーズ”が繰り広げる冒険を描く。
制作年: | 1985 |
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