大河ドラマでも存在感抜群!俳優・正名僕蔵とは?
お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが映画初主演に抜擢された『死に損なった男』。物語の超重要人物にして、かたまり演じる主人公・関谷一平の運命を変えることになる”オジサン”幽霊・森口友宏を演じるのは、ドラマ「ショムニ」(00)や「HERO」(01)などの話題作に出演歴を持つ正名僕蔵だ。
近年でも「おっさんずラブ-in the sky-」(19)、「真犯人フラグ」(21~22)、「PICU 小児集中治療室」(22)など数々のドラマにて存在感を放つ正名氏。現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では老舗の妓楼(ぎろう)を取り仕切る、松葉屋半左衛門を好演している。

©2024 映画「死に損なった男」製作委員会
「冴えない親父役、その裏にある狂気も感じさせる人を」
本作では自身初となる”オジサン”幽霊役に挑戦している正名氏。この絶妙なキャスティングについて、プロデューサーの宇田川氏も確かな手ごたえを感じているようだ。
冴えない親父役が似合う俳優さんってことで考えていきました(笑)。同時にその裏にある狂気も感じさせる人。そんな友宏役を“怪優”といった印象もある正名さんに引き受けていただけたら最高だなと。実際、水川さんと並んだ時のバランスも絶妙だったんですよね。
そんな正名氏が演じるオジサン幽霊・森口。このたび解禁となった場面写真では、幽霊になってしまったがために常に赤いジャージ姿という森口の切なさと怪しさ、もとい恐ろしさが見事に切り取られている。
正名氏自身も「うっとおしい”オジサン”」と語る森口の様々な姿が垣間見える、この場面写真。併せて解禁された撮影メイキング写真では、田中征爾監督と真剣な顔つきで打ち合わせをする正名氏の様子も伺える。
ぶっ飛んだ役柄とは裏腹に現場では実力派俳優としての顔を見せる正名氏の名演を、劇場の大スクリーンで目撃しよう。
『死に損なった男』は2025年2月21日(金)より全国公開