国連平和維持警察隊「FPU」(フォームド・ポリス・ユニット)の激闘をリアルに映し出す超本格アクション映画『FPU 〜若き勇者たち〜』が、1月10日(金)より公開。このたび、とことんリアルにこだわって制作された撮影秘話と本編映像が解禁となった。
ワン・イーボー × ホアン・ジンユーが夢の競演
中韓ボーイズグループ・UNIQのダンサー&ラッパーとしてデビューし、大ヒット時代劇ドラマ「陳情令」で世界中を虜にしたワン・イーボーが、人命救助に情熱を燃やす青年を熱演。過酷なハードアクションや困難な感情表現を自分のものにし、精悍なビジュアルとハイスペックな身体能力を披露している。さらに、高校生の青春BLドラマ「ハイロイン」の主役で鮮烈なデビューを飾ったホアン・ジンユーが、モデル時代に培った圧倒的オーラでリーダー役を好演。ミリタリーアクションを完璧にやり遂げ、若手トップ俳優の実力を証明した。そのほか、チョン・チューシー、ジュー・ヤーウェン、グー・ジアチェン、オウ・ハオなど人気俳優が脇を固める。
国連平和維持警察隊に派遣された中国の軍人が、現地の平和を取り戻すために奮闘する姿を描く本作は、『マトリックス』でキアヌ・リーブスのアクションコーチを担当した武術監督出身のリー・タッチウが監督を務め、VFXに頼らない臨場感のあるアクションを作り出した。香港映画『インファナル・アフェア』三部作の監督・製作・撮影で知られる巨匠アンドリュー・ラウが製作総指揮に名を連ね、戦場を舞台にした男たちの緊迫した生き様を活写する。臨場感あふれる銃撃戦、疾走感に満ちたカーチェイス、パルクールによる追走劇、ダイナミックな大爆破などド迫力な映像満載なアクション大作に仕上がっている。
ワン・イーボーが見事なアクションを披露!
本作は、一般的にほとんど知られていない国連平和維持警察隊にフォーカスし、その命をかけた任務の真実を綿密な取材をベースに徹底的にリアリティを追及して制作された。より現実的なシーンを大画面に映し出すために、撮影隊は終始「リアルさ」を最優先に、崩れ落ちたビル、多くの死体が転がった泥道、狭く汚い貧民窟、海岸地区独特の高床式住居等のシーンもすべてセットを組んで撮影した。
最大のセットは、マナヴ広場(架空の場所)で、200日を費やして建設。なお、作品の中で平和維持機動隊の小隊が運転している車輌は、中国平和維持機動隊が実際の任務の中で使用したものと同規格の装甲車である。リーダー役のホアン・ジンユーは、広場で「袋叩き」に遭う非常に緊迫したシーンについて「あの場面に出てくる炎も発煙弾もガソリンの瓶での殴打も全て本物です。もちろん火傷防止クリームを全身に塗ってはいたけれど、やはりものすごく熱かった。カットがかかるとスタッフはすぐさま二酸化炭素で俳優を冷やしていました」と明かす。
映画化の準備と撮影に3年以上の歳月を費やし、実際の中国国連平和維持警察隊にも取材を敢行。撮影現場ではキャストに演技指導をすることもあり、砲煙弾雨の中でも勇気を持って突き進む姿に迫真のリアリティが生まれた。本編映像でも、ホアン・ジンユーは火炎瓶が飛び交う中決死の救助を試み、ワン・イーボーは見事なパルクールを見せるなど、体当たりの演技を披露している。
『FPU 〜若き勇者たち〜』は全国公開中