『動く標的』(1966年)
失踪した大富豪の行方を追う私立探偵が、欲にまみれた愛憎劇に巻き込まれていく姿を描いたハードボイルド・ミステリー。
私立探偵ハーパーは、友人の弁護士アルバートの紹介で、行方不明になった大富豪サンプスンの探索を引きうけた。サンプスンの周辺を調べるうちに、ハーパーはこの失踪の裏に何らかのシンジケートがあることを確信。その頃サンプスン夫人のもとには現金50万ドルを要求する脅迫状が届いていた……。
監督:ジャック・スマイト
出演:ポール・ニューマン ローレン・バコール ジュリー・ハリス
『マッキントッシュの男』(1973年)
英国アイルランド、マルタ島を舞台に国際的スパイ戦に巻き込まれた男の行動を追うサスペンス・ドラマ。
プロの泥棒リアデンは謎の男マッキントッシュが用意した宝石強盗計画を成功させるが、宝石をスイスへ運ぼうとしたところで逮捕、投獄されてしまう。刑務所内ではソームズという男が「秘密結社の手で脱獄させてやる」と持ち掛けてくるが、その条件はソ連のスパイの脱獄に手を貸すことだった――。
監督:ジョン・ヒューストン
出演:ポール・ニューマン ドミニク・サンダ ジェームズ・メイソン
『メッセージ・イン・ア・ボトル』(1999年)
全米ベストセラー小説をケヴィン・コスナーの主演で映画化。浜辺に打ち上げられたメッセージ入りの瓶を巡る、大人の切ないラブ・ストーリー。当時74歳のアニューマンはギャレット(コスナー)の父ダッジを渋い魅力たっぷりに好演した。
“Message In A Bottle,” Kevin Costner & Paul Newman. pic.twitter.com/bNhpnVnHwY
— Frame Found (@framefound) October 17, 2020
離婚して間もないシングルマザーのテリーサは、休暇で訪れた海岸で手紙入りの瓶を拾う。そこには、キャサリンという女性に宛てた誠実な愛の言葉が綴られていた。シカゴ・トリビューン紙で働くテリーサは、さまざまな手掛かりから、手紙を書いたと思われる男性ギャレットを見つけ出すが……。
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ケヴィン・コスナー ロビン・ライト・ペン ポール・ニューマン
「黄金のベスト・ムービー:ポール・ニューマン生誕100周年ほか」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2025年1月放送