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生誕100周年!ポール・ニューマンの名作イッキ観
問答無用の名優ポール・ニューマン。2008年に83歳でこの世を去った銀幕のスターは、いまだ現役なのでは? と錯覚するほど濃厚な影響を後世に遺し、スクリーン越しに映画ファンを楽しませている。
1925年1月26日うまれのニューマンは、その生涯でアカデミー賞を複数回受賞したほか数々の受賞歴を誇る名優。80年代に設立した食品会社<Newman’s Own>の商品をスーパーで見かけることもあるが、そうしたビジネスによる利益の大半を寄付するという慈善活動でも有名だ。
大学時代に血気盛んすぎて除名となったアメフトの道を諦め演技の道へ進み、舞台やテレビを経て50年代に映画デビュー。ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドら同世代の俳優たちが一足先に銀幕で成功を手にする中、ニューマンは再びTVドラマに活路を見出す。
そして1955年にディーンが不慮の死を遂げると、地道な努力を続けてきたニューマンはそのポストにぴったりフィット。1958年には『熱いトタン屋根の猫』で初めてアカデミー主演男優賞にノミネートされ、60年代に入ると『ハスラー』や『ハッド』、『動く標的』、『暴力脱獄』『明日に向って撃て!』など後に代表作となる名作で評価を不動のものとした。
そんなニューマンは、2025年に生誕100周年を迎える。それに合わせてCS映画専門チャンネル ムービープラスでは60~70年代、そして90年代末の出演作を厳選放送。役柄や時代によってガラリと代わる名優の魅力を、この機会にイッキ観してみてはいかが?
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