なぜ?3年前の映画がNetflix視聴ランキングで5位に急浮上!リーアム・ニーソン主演『ブラックライト』

なぜ?3年前の映画がNetflix視聴ランキングで5位に急浮上!リーアム・ニーソン主演『ブラックライト』
『ブラックライト』©︎2021 BL Productions LLC; Allplay Legend Corporation
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リーアムは“じいじ”になっても無双!

FBI長官直々に雇われたトラヴィス・ブロックは通称“フィクサー”と呼ばれている。若き潜入捜査官に危機が迫ったら、ただちに救出して更生させるという“影の任務”を担う頼れるベテランだ。だがある日、救出した潜入捜査官ダスティから「FBIが一般人の殺害に関与している」という信じられない話を聞かされ……。

『ブラックライト』©︎2021 BL Productions LLC; Allplay Legend Corporation

リーアム・アクションのカタルシスは<復讐>という要素が多くを担ってきたが、本作は<陰謀>によるサスペンス、ミステリー要素が強め。とはいえ主人公トラヴィスには娘と孫娘がいて、案の定その子どもたちを巡る戦いにもつれ込んでいく。なお孫娘を溺愛しているトラヴィスはつまり“お祖父ちゃん”で、誘拐された10代の娘を取り戻す『96時間』から15年以上が経過したことを実感したりもする。

そして“フィクサー”はトラヴィスだけではないことが早々に判明しつつも、若く血気盛んなフィクサーたちを瞬殺する老獪なトラヴィスおじいちゃんが超クール。射殺だけでなく派手な爆殺や屋内トラップからの感電死など、加齢によって難しくなったフィジカルなアクションに代わりバリエーション豊かなお仕置きレパートリーで魅せてくれる。

『ブラックライト』©︎2021 BL Productions LLC; Allplay Legend Corporation

さて、本作がNetflixランキングに突然現れた理由だが、単純に公開時はそれほど注目されていなかったリーアム主演作がホリデーシーズンに配信されたから――といったところではないだろうか。そもそも昨年末は毎週のように旧作がランキングに顔を出していたので、年始にかけてまた別の旧作が登場すると思われる。しかし本作よりも謎なのがイドリス・エルバ主演の旧作が2つも10位以内にランクインしていたこと。ザッピングするにしても、なんとなく信頼感のある俳優を観たくなるのだろうか……。

『ブラックライト』はCS映画専門チャンネル ムービープラス「YKK AP ムービープラス・プレミア」で2025年1月放送、リーアム主演『THE GREY 凍える太陽』も放送中

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