シリーズ累計3000万部、連載開始から30年の時を経て、本宮ひろ志の原作マンガ「サラリーマン金太郎」が令和の時代に新たに映画化されることが決定した。主演に鈴木伸之を迎えた『サラリーマン金太郎【暁】編』が、1月10日(金)より、『サラリーマン金太郎【魁】編』が、2月7日(金)より公開される。このたび、【魁】編の本予告が解禁となった。
令和に金太郎、現る!
原作マンガのシリーズ累計発行部数3000万部。平成の世を駆け抜けた伝説のサラリーマンが令和の日本に帰って来た。人気マンガ家・本宮ひろ志が22年にわたって描き続けた「サラリーマン金太郎」は、これまでにも高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化や映画化もされてきた。そして連載開始から30年を経て、破天荒な元ヤンサラリーマン、矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任。膠着した令和の日本に、そして混沌とした世界に新風を巻き起こす。
しかも新・金太郎の誕生を告げる【暁】編と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に殴り込みをかける【魁】編の二部作仕立て。まだ新米サラリーマンの若者から管理職の重責を知るベテランまで、誰もがそれぞれのポジションで感じている現実の壁を、鈴木伸之=金太郎が痛快&爽快に突き破ってくれる。
金太郎初の大仕事は地熱発電プロジェクト!
ヤマト建設に入社した矢島金太郎(鈴木伸之)は、初の本格的な仕事として、九州の地熱発電所のプロジェクトを任される。意気揚々と大仕事に赴く金太郎だったが、下請け会社の工事のボイコットや地元住民の発電所建設反対運動など、多くの困難に巻き込まれてしまう。そんな中、怪我の療養で世話になる温泉宿を手伝うようになった金太郎は、これまで見えてこなかった町の人々の思いや、隠された様々な事情に気付いていく——。
【魁】編の本予告では、サラリーマン人生初の大仕事として、加代(浅野温子)が持つ九州の土地での地熱発電所建設工事を任され、気持ちを昂らせる金太郎が映し出される。しかし、一ツ橋社長(勝矢)ら下請け業者の仕事放棄や、徳永(草川拓弥)を中心とした地元住民たちによる発電所建設の反対運動の勃発など、赴任先で完全に行き詰まってしまう金太郎。そしてそれら全ての裏で、謎に包まれたフィクサー・三田(本田博太郎)と鷹司らによる、「地熱発電所建設の阻止」という、隠された陰謀が明らかになってくる——。
スケールの大きなビジネスストーリーの中に、どこか不穏でシリアスな展開を予感させる本映像。しかし、<この男、時代も常識もぶち破る>という言葉通り、これまでも数々の過酷な状況下を乗り越えてきた男<サラリーマン金太郎>が、お馴染みのパワフルな決闘を繰り広げ、大和会長(榎木孝明)らに土下座をしてでも、譲れない意思を貫き通す印象的な様子が映し出されている。そして、GENERATIONSの主題歌「Cozy」の力強くも優しいメロウなメロディが、金太郎の感情の高まりをさらに後押ししている。ただならぬ緊張感が漂う中でも、金太郎の人一倍の責任感と真っ直ぐな心意気が、鬱屈な世の中に希望をもたらしてくれるはず。思わずそんな期待を抱かせてくれるような映像となっている。
映画『サラリーマン金太郎』【暁】編:1月10日(金)/【魁】編:2月7日(金)公開