中島健人主演、そしてmiletが映画初出演となる三木孝浩監督最新作『知らないカノジョ』が、2025年2月28日(金)より公開される。このたび、milet演じる前園ミナミの場面写真が解禁となった。
もしも、いちばん大切な人と出逢わなかったら?
大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。それから8年、小説家を目指していたリクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていた。ところが、ある朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた——。
主人公の神林リクを演じるのは、中島健人。演技の幅を広げて俳優としてのキャリアを重ね、本作では、一変した世界で大切な人を取り戻そうと奔走し〈本当の愛〉を知っていく、等身大の役柄を共感性豊かに演じ、新境地を魅せる。ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet 。本作が映画初出演となり、夢を諦めた孤独な妻とカリスマ・ミュージシャンという振れ幅の大きい難役に挑戦している。
メガホンを取ったのは『今夜、世界からこの恋が消えても』『きみの瞳が問いかけている』など、あらゆる世代の心に響く珠玉のラブストーリーを送り出してきた名手三木孝浩監督。その確かな演出力のもと、唯一無二のラブスト―リーを織り上げる。
さらに、リクとミナミの人生を取り巻くのは、リクの大学時代からの親友・梶原恵介役に桐谷健太。ミナミの祖母・前園和江役に風吹ジュン、アーティスト・前園ミナミの音楽プロデューサーで恋人の田所哲斗役に眞島秀和、編集者となったリクが担当する新人作家・金子ルミ役に中村ゆりか、編集部員のリクを時に厳しく、時に優しく指導する編集長・春日研一役に八嶋智人、リクに仕事を教える先輩・小松みのり役に円井わんら実力派俳優が集結した。
milet、本格的に演技初挑戦となる本作で見せる2つの役柄に注目
本作のヒロイン役・前園ミナミを演じるのは、数々のドラマや映画の主題歌を手がける人気シンガーソングライターのmilet。紅白歌合戦に4年連続で出場し、東京2020 オリンピック閉会式では圧巻の歌声を披露、今年の「第66回輝く!日本レコード大賞」では最優秀歌唱賞を受賞し“令和の歌姫”として確かなキャリアと存在感を放つmiletが、本作では映画初出演で本格的に演技に初挑戦。
二つの世界線で描かれるファンタジック・ラブストーリーとなる本作では、ふり幅の大きい二つの役柄を演じ分けている。中島健人演じるリクと学生時代に運命的に出会い恋に落ちたとミナミ(milet)は歌手になるという夢を追いかけていた。大人になったリクとミナミは結婚し、ミナミはいつの間にか自分の夢をあきらめて人気作家として活躍するリクを支える妻になっていた。すれ違いの結婚生活に不満が募るミナミは、リクとケンカしてしまう。すると、次の日、リクが目覚めたのは<もう一つの世界>で、二人は出会っていないことになっていた!?
<もとの世界>では、夢を追いかけるごく普通の大学生から大好きな人と結婚したはずなのにすれ違いに悩む主婦という幅のある役をナチュラルな魅力たっぷりに演じているが、<もう一つの世界>で“前園ミナミ”として活動する人気歌手という役では、歌手・miletとしてアーティストの一面を惜しみなく発揮した演技を披露している。三木孝浩監督は今回のキャスティングについて、「この役をやれる人がいるなら彼女しかいない」と確信していたと明かしており、撮影後には「全く初演技だと感じさせなかった」と監督に言わしめた。
『知らないカノジョ』は2025年2月28日(金)より全国ロードショー