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いま観るべき“身近すぎる”犯罪映画
実際の事件をモチーフにしたことでも話題の韓国映画『市民捜査官ドッキ』が、12月13日(金)より全国公開。韓国映画界では世間を騒がせた出来事をすさまじいスピード感で次々と映画化してきたが、本作は日本人にとっても対岸の火事ではない、非常に身近な題材を扱っている。
クリーニング店が火災になりお金を必要としていたドッキに、銀行のソン代理から融資商品を紹介したいとの電話がかかってくる。融資に必要だからとあれこれ手数料を請求され、ソン代理に送金したドッキ。しかし、この一連の流れが振り込め詐欺であったことを後から知り、ショックを受ける。
全財産を失い子供たちと路頭に迷うドッキに、再びソン代理から電話がかかってくるのだが、なんと今度はドッキに詐欺組織の情報提供をすると助けを求めてきた! 警察も諦めた難事件だったが、ドッキはソン代理を救いたい、そして奪われたお金も取り戻したいという一心で、それぞれ特技を持つ心強い同僚たちと共に中国・青島(チンタオ)へと向かう。
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