世界中で社会現象を巻き起こすほど大ヒットした韓国ドラマ『イカゲーム』。待望のシーズン2が、12月26日(木)よりNetflixにて独占配信される。このたび、17名のキャスト陣がシーズン2参加への喜びとともに、キャラクターの参加動機や目論見を語る特別映像と、キャラクタービジュアルが解禁となった。
世界を激震させたあのゲーム、再び
本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸けて、<誰もが知る、子どもの遊び>に見せかけた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていくサバイバルスリラー。勝敗の行方はもちろん、ゲームの裏に隠された謎に迫るサスペンス、争う者同士の思惑や動機が絡み合い生まれる濃密な人間ドラマも描かれ、世界がこの“遊戯”に大熱狂した。
ゲームを制すのは誰だ!キャスト・監督らが語る裏切りの予感漂うキャラ紹介
ゲームで優勝してから3年後—イカれたゲームの黒幕を明らかにしようと決意し、再び危険な道に足を踏み入れるギフンだったが、わざと人を貶める者やギフンの忠告を聞かない者など新たに集められたプレイヤーは前回以上のワケあり揃い。ゲームの支配人フロントマン役のイ・ビョンホンは、「ゲームを見てきたフロントマンは人には良心など残っていないと考える。逆にギフンはたとえ絶望的な状況でも人の優しさを信じている。フロントマンの目的はギフンの信念を打ち砕くことだと思う」と告白。プレイヤー同士の裏切りや衝突が渦巻く中、ギフンは最後まで命を落とさずに負の連鎖を終わらせることができるのか—。
映像では、ゲームをかき乱す個性豊かなキャラクターたちについてキャスト陣の口から情報が語られている。チェ・スンヒョン演じるサノスは、動いたら即死の「だるまさんがころんだ」で人をわざと押してドミノ倒しにするトラブルメーカー。チェ・スンヒョンは、「サノスは元ラッパーだ。YouTube配信者のミョンギの動画を見て彼の投資アドバイスを信じ全財産を投資した。そして全てを失ったことからゲームに参加した」と吐露。映像でミョンギに執拗に絡む様子が映し出されるなど恨みが滲み出ており、接触厳禁な要注意人物であるようだ。
パク・ソンフン演じるヒョンジュの素性も明らかに。ヒョンジュは、特殊部隊出身でギフンと共に脱落しかけた仲間を助けようとする頼もしい人物。パク・ソンフンは、「偏見を持たれたり大変な思いもするけれど強さと決断力に加え、天性のリーダーシップがある」と解説しているが、カオスと化した会場でヒョンジュは最後まで善人でいられるのだろうか。
カン・ハヌル演じるデホは、元海軍兵士のマッチョな男。カン・ハヌルは、「極端に男っぽくて生き残る戦術をもってるからとても強そうに見える。ずる賢く相手に取り入る点は詐欺師っぽい」と勝ち抜くための生存戦術とどんな相手にも取り入れる魅力を持った人物だと語っているが、果たして彼はギフンの味方になるのか、それとも敵になるのか—?
そしてパク・ギュヨン演じるノウルは、子どもと離れ離れになり抜け殻のような生活を送る元軍人。パク・ギュヨンは、「ノウルは脱北者で、新生児を残して脱北せざるをえなかった。だから彼女の生きがいは子供を見つけることだけ」とノウルの辛い背景を明かしており、子どもとの再会のために手段を選ばない危うさを醸し出す。
他にも、ガンを患う娘のためゲームに負けられない絵描きギョンソク(イ・ジヌク)や、不気味な予言で周囲を惑わせる巫女ソンニョ(チェ・グッキ)、自己主張が苦手な内気青年ミンス(イ・デヴィッド)、強者相手に鋭く噛みつくクールな姉御セミ(ウォン・ジアン)、弱者をいじめ、強者にひたすらゴマする狡猾界No.1男ナムギュ(ノ・ジェウォン)など、誰がゲームやプレイヤー同士の関係をかき乱す存在になってもおかしくない人物達が肩を並べる。
さらに、インフルエンサーだったミョンギの助言が原因で卑劣な投資詐欺に遭い、ゲームに参加せざるを得なくなった妊婦のジュニを演じる元IZ*ONEのチョ・ユリは、「ジュニは独立心があり、粘り強い性格で生活のためにゲームに参加し、元カレのミョンギに会う。彼からの投資の助言を恨んでるの」と語っている。ゲーム会場で思いがけず再会した彼らは過去の因縁を抱えたまますれ違うのか、生き残るため手を取り合うのか—?
新シーズンを語るに欠かせないキャラクターたちが出揃い、ゲーム開始の合図が間近に迫る本作。ギフンを演じるイ・ジョンジェは、「ギフンは彼なりの方法で参加者全員に心を寄せ、1人でも多くの参加者を助けようとする。どの登場人物も私には大切に思えるね」と語り、誰もが優勝候補になる可能性を秘めていると感じさせる。果たしてゲームを制すのは誰か—?
『イカゲーム』シーズン2は12月26日(木)よりNetflixにて世界独占配信開始