ウォルト・ディズニーが生涯願い続けたもの、そして彼の意志を受け継ぐ者たちが挑んだエンターテインメント革新など、知られざる逸話が続々登場するドキュメンタリードラマ『ディズニー:夢と魔法の物語』が、12月18日(水)ヒストリーチャンネルにて日本初放送される。
ウォルト・ディズニーが生涯願い続けたものとは?
今も世界中を魅了し続ける「ディズニー」。ミッキーマウスら人気キャラや長編映画、そしてテーマパークまで、その誕生の裏には数々の苦難と挑戦の物語が隠れていた。
本編映像は、1927年、ウォルト・ディズニーがアニメーターのアブ・アイワークスとともに、契約先のユニバーサル・ピクチャーズに向けた新しいキャラクターを摸索する姿から始まる。ヒット作を生むか失業するかの瀬戸際に「耳だ、肝心なのは耳なんだ」と指示を飛ばすウォルト。そのキャラクターはのちにアニメーションに音を同期させる技術革新をもたらし、ディズニー社を世界最大級の企業へと導く基盤となった。そして彼らが考案した、耳の形で世界中が彼と分かるそのキャラクターはなんと“ウサギ”。契約先のユニバーサル・ピクチャーズから一方的に決められた名前は“オズワルド・ザ・ラッキーラビット”。オズワルドの短編アニメ「トロリー・トラブルズ」は大ヒットを記録し、ディズニースタジオの躍進に貢献することになる。
しかし、初のアニメスターを獲得したユニバーサル・ピクチャーズは、キャラクターの所有権を押さえ、ディズニースタジオのアニメーターたちの引き抜きを敢行し、ウォルトとアブは再度極地に立たされることになる。起死回生を目論むウォルトは、何があってもキャラクターを渡さないという教訓をもとに考案したのが、のちのミッキーマウスである。
<エピソード各話概要>
EPSODE 1:ミッキーの誕生
ディズニーが初めて創り出したうさぎの人気キャラ。版権問題に直面した彼らは、後に世界規模のスターとなるミッキーマウスを生み出す。
EPSPDE 2:世界初の長編アニメ映画
ウォルトたちは世界初の長編アニメ映画制作に挑むが、初めて導入する技術や莫大な制作費に悩んだりと、多くの問題に直面する。
EPSODE 3:テーマパーク構想
ウォルトはミッキーたちに会えるテーマパークを構想し、アナハイムに土地を購入。資金調達のためABCとテレビ番組制作の契約を結ぶ。
EPSODE 4:ライセンス戦略
ディズニーが財政難に苦しんでいた頃、ある社員が新たなライセンスビジネスを編み出したことで、飛躍的な発展を遂げることになる。
EPSODE 5:未来都市構想
1971年、世界最大級のリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド」がフロリダに開業。広大で未来的なリゾートが世界を魅了する。
EPSODE 6:イマジニアたち
「イマジニア」こと、ディズニーのデザイナーや建築家たち。ウォルト亡き後も、次々に画期的なエンターテインメントを生み出していく。
『ディズニー:夢と魔法の物語』(全6話)は12月18日(水)よりヒストリーチャンネルにて放送スタート