「スパイダーマン」や「ヴェノム」シリーズのソニー・ピクチャーズが放つ、マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』が、12月13日(金)より日米同時公開される。このたび、“史上最強のヴィラン”誕生に迫る特別映像が解禁となった。
悪名高き史上最強のハンター“クレイヴン”
クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに“百獣の王”だ。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか?<クレイヴン・ザ・ハンター>誕生の物語が描かれる。
主役クレイヴン役には、『キック・アス』シリーズや『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)などスーパーヒーロー映画にも出演し、『TENET テネット』(20)や『ブレット・トレイン』(22)でも圧倒的な存在感を見せるアーロン・テイラー=ジョンソン。今作ではまさに“最強”に鍛え上げられた美しい肉体で生身のアクションを披露している。さらにクレイヴンの父親役を、オスカー俳優のラッセル・クロウ、ヒロインのカリプソ役を『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが演じる。
「覚悟しろ。彼は悪名高い史上最高のハンターだ」
マーベル史上最もバイオレンスなヴィランとして描かれている、悪名高き史上最強のハンター<クレイヴン>。一度狙った“獲物”は確実に仕留めるまで、あらゆる手を使ってどこまででも執拗に追い続ける。本作のメガホンをとったJ・C・チャンダー監督は、「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と語っている。
映像には、クレイヴンとラッセル・クロウ演じる“裏の世界の殺戮者”と呼ばれる自らの父親との確執も描かれており、主人公クレイヴンを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンは、「生々しくリアルで厳しい世界を描いている」と、監督の手腕を絶賛。また映像では、激しい肉弾戦や銃撃の模様が映し出されており、アーロンは「スタントも自分でやった。裸足でロンドンを走ったり、壁を駆け抜けたり、おかげでリアルな画が撮れた」と、体を張ったアクションに挑戦したことを明かした。
そんな“超過激”なハンターであるクレイヴンというキャラクターについて監督は、「クレイヴンは血に飢えていて、自分を楽しんでもいる。自分の意見は絶対に曲げないし、倫理的には問題だらけだ。でも、どこか魅かれてしまう」と、ただ狩りを楽しむだけのヴィランではないことをアピールした。最後に、アーロンは「覚悟しろ、彼は悪名高い史上最高のハンターだ」と観客に向けて忠告している。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は12月13日(金)より日米同時公開