A24とアリ・アスターが製作、名優ニコラス・ケイジ主演のドリーム・スリラー『ドリーム・シナリオ』が、11月22日(金)より公開される。このたび、ニコラス・ケイジや監督らが本作にまつわるエピソードを語る特別映像が解禁となった。
ニコラス・ケイジ主演<禁断のドリーム・スリラー>
主演を演じたのは、『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』などアクション大作に出演し、『リービング・ラスベガス』ではアカデミー賞主演男優賞を受賞、100本以上の映画作品に出演する名優ニコラス・ケイジ。製作は、世界中で旋風を巻き起こしている新進気鋭スタジオ「A24」、そして『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』などで人々の不安を煽る鬼才アリ・アスターが名を連ねる。アリ・アスターがその才能を絶賛した北欧の異才クリストファー・ボルグリによる監督作。
A24×『ミッドサマー』アリ・アスター×ニコラス・ケイジが送るのは、ごく普通の暮らしをしていた大学教授が何百万人という人の夢の中に現れ、繰り広げられる<平凡な日常が悪夢へと変わるドリーム・スリラー>だ。米批評サイト「Rotten Tomatoes」では、91%Freshの高評価を獲得し、「第81回ゴールデングローブ賞」(ミュージカル・コメディ部門)の主演男優賞にニコラス・ケイジがノミネート。ケイジ自身も「私のキャリアの中でも最高の演技であり、最高の作品だ」と語っている。
ニコラス・ケイジが演じてくれるなんて…
「『ドリーム・シナリオ』は傑作だ」と語る姿から始まる本映像。ニコラス・ケイジは本作について、「平凡な大学教授の物語。突然世界中の人がポールの夢を見始めるが、夢の中でも何もしない自分にポールはイラ立つ」と夢の中でも現実の自分のようなありきたりな振る舞いをするポールの気持ちを代弁。
またこの作品は、「俳優として新たな挑戦だ」と本作に懸ける想いを力強く語り、自身がネットミームになった経験があるニコラス・ケイジは、「ネットでの経験があるからこそ、彼をリアルに感じられる」と過去の体験談が本作の演技に繋がっていると明かした。
そんな“平凡な男”の姿を見事な傑作に仕立て上げたクリストファー・ボルグリ監督は、「あの有名なニコラス・ケイジが目立たない平凡な人間を演じてくれるなんて夢にも思わなかった」と嬉しそうに語りった。また人気者となった夢の男ポールを利用しようと企む広告代理店のトレントを演じたマイケル・セラは、「憧れの人と共演できて興奮している」と本作での共演について喜びを露わにした。果たして、ニコラス・ケイジ演じる“平凡な男”ポールの人生の行方はいかに—。
『ドリーム・シナリオ』は11月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開