「体重30キロ増で靭帯断裂」「ストレス負荷で神経衰弱」撮影トラブル続出のキューブリック監督作がTV放送中

スタンリー・キューブリック監督の代表作がTV放送中！

歴史的な名作と呼ばれる映画には、その数だけ逸話がある。今となっては信じられないような制作秘話から、大作ゆえの関係者間の軋轢、思わず「ですよね」と真顔になってしまうムチャな撮影エピソードまで、いわゆるトリビアに事欠かない名作は何十年経っても映画ファンの心を掴んで離さない。

なかでも多くの映画ファンから絶賛され、逆に原作者やキャストからはボロカス言われることもある巨匠がスタンリー・キューブリックだ。原作の意図とは全く異なる映画化をされ、撮影現場では神経衰弱に追い込まれ……。そんな恨み言を吐かれても出来上がった作品の素晴らしさには抗えず、キューブリックが遺した「戦争ドラマ」「傑作スリラー」「SFの金字塔」は映画史にしっかりと刻まれている。

『シャイニング』© 1980 Warner Bros. Inc.

現在CS映画専門チャンネル ムービープラスで放送中の「ワーナー ブラザース劇場：キューブリック監督特集」では、　今年で没後25年となる巨匠の代表３作を厳選。『フルメタル・ジャケット』（1987年）、『シャイニング』（1980年）、『2001年宇宙の旅』（1968年）と、映画好きであれば避けて通れない鉄板ラインナップとなっている。

とくに『シャイニング』『2001年宇宙の旅』は、識者による解説＆トリビアが聞ける人気番組「副音声でムービー・トーク！」での放送なので、仰天＆爆笑必至の裏エピソードが聞けるまたとないチャンスをお見逃しなく。