先の読めない規格外のストーリーで観る者を圧倒する『雨の中の慾情』衝撃のシーンが明らかに!WEB特別予告

先の読めない規格外のストーリーで観る者を圧倒する『雨の中の慾情』衝撃のシーンが明らかに!WEB特別予告
©2024 「雨の中の慾情」製作委員会

『さがす』『ガンニバル』の片山慎三監督が、つげ義春のシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」を原作に、独創性豊かに映画化した最新作『雨の中の慾情』が、11月29日(金)公開される。このたび、衝撃のシーンも明らかとなるWEB特別予告が解禁となった。

片山慎三が創出した独創性溢れるラブストーリー

アジア映画で史上初めて米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積み、長編映画デビュー作『岬の兄妹』(18)で日本映画界に衝撃を与えた片山慎三監督。予測不能の展開が話題を呼んだ『さがす』(22)や、国内はおろかアジア圏で高く評価された『ガンニバル』(23)など、センセーショナルな作品を次々と世に送り出してきた彼が今回挑むのは、今年デビュー70周年を迎える「ねじ式」「無能の人」などで知られる伝説の漫画家・つげ義春による短編「雨の中の慾情」の映画化だ。メインキャストは成田凌、中村映里子、森田剛。二人の男と一人の女の切なくも激しい性愛と情愛が入り交じる、数奇なラブストーリーが誕生した。

https://youtu.be/GnzMxGvaJtM

片山監督「解釈の幅があるつくりにしたいなと」

WEB特別予告は、壮絶な戦争シーンから始まる衝撃的なもの。成田凌演じる義男が「福子さん」と口にしながら、激しい戦闘が繰り広げられる中を辿々しい足取りで進み、その直後には兵士の姿のままの義男が、街中を駆け巡っていく。片山監督は本作を手掛けるにあたり、「後から思い返してみると『あれはこういうことじゃないか』と観た人の間で話し合えるような、解釈の幅があるつくりにしたいなと思っていました。というのも、観ている人によって意味が変わって、色々と話したくなるようなものが最近の映画の在り方なんじゃないかと感じるんです」と明かしており、二人の男と一人の女の濃密なラブストーリーを軸に、全く先の読めない規格外のストーリーで観る者を圧倒する衝撃作を作り上げた。

作品の全貌を知った時、出所がわからない、なのに狂おしいほど切実な感情に支配される、かつてないラブストーリーとなっている本作。次々にシーンが切り替わり、観る者を翻弄する衝撃的かつ野心的な特別予告が到着した。

本作は、撮影地となった台湾で行われる「第44回台北金馬映画祭」にて凱旋上映されることも決定しており、現地時間11月7日から24日に開催される期間中、本作の上映は11日の夜に行われる。売れない漫画家・義男を演じた主演の成田凌、魅惑的な未亡人・福子を演じた中村映里子、自称小説家の伊守を演じた森田剛らが、現地にて舞台挨拶を実施する予定だ。2024年の3月、約1ヶ月間、台湾に滞在して撮影を行っていたキャスト陣にとっては、完成した本作を引っ提げての凱旋舞台挨拶となる。

©2024 「雨の中の慾情」製作委員会

『雨の中の慾情』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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