『コブラ』(副音声でムービー・トーク!)
米ロサンゼルスで狂信集団“ナイト・スラッシャー”による殺人事件が続発。事件を追うマリオン・コブレッティ刑事は、毒蛇のような執念から“コブラ”の通称で呼ばれていた。殺人現場を目撃したことでナイト・スラッシャーに命を狙われているモデルのイングリッドと出会ったコブレッティ刑事は、彼女の警護を務めることになり……。
スタローンが『 ランボー/怒りの脱出』『ロッキー4/炎の友情』の翌1995年に主演したバイオレンス・アクション。凶悪殺人集団と戦うはみだし刑事の活躍を描く。
※この放送は、映画雑誌やイベントで活躍の人気ライター・多田遠志、てらさわホーク、 高橋ターヤンの3名による副音声解説付きでの鑑賞をオススメ(リモコンの「音声切換」ボタンをPUSH)。
監督:ジョージ・P・コスマトス
出演:シルヴェスター・スタローン ブリジット・ニールセン レニ・サントーニ
『暗殺者』(1995年)
超一流の暗殺者ラスが狙っていた標的が、彼の銃弾より一瞬早く、何者かに射殺された。標的を横取りしたのは、ラスを殺し屋トップの座から引きずり降ろそうと野心を燃やす若き殺し屋ベインだった。ラスの次なる標的・エレクトラを巡り、殺しのプロ同士の熾烈な戦いの火蓋が切って落とされる――。
当時『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』や『デスペラード』でギラギラした存在感を発揮していたアントニオ・バンデラスとの競演作。新旧2人の暗殺者による熾烈な戦いをハードボイルドに描いたサスペンス・アクション。
監督:リチャード・ドナー
出演:シルヴェスター・スタローン アントニオ・バンデラス ジュリアン・ムーア
『大脱出』(2013年)
“墓場”の異名をとる絶海の監獄要塞に、世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロであるブレスリンが投獄された。自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため、自らも設計に関わったこの監獄の脱出計画を練るブレスリン。そんな彼の前に凶暴な囚人たちを率いるロットマイヤーが立ち塞がる。
盟友アーノルド・シュワルツェネッガーと初の本格競演作。海に浮かぶ巨大監獄からの脱獄に挑む男たちの姿を描く壮大なエスケープアクション。主演の2人の加え、ジム・カヴィーゼル、サム・ニール、ヴィニー・ジョーンズ、ヴィンセント・ドノフリオ、カーティス・“50セント”・ジャクソンという豪華キャストも暑苦しさに貢献している。
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルヴェスター・スタローン アーノルド・シュワルツェネッガー ジム・カヴィーゼル
『デモリションマン【日本語吹替版】』(1993年)
1996年。LA市警の刑事スパルタンは凶悪犯フェニックスを逮捕するが、人質全員を死なせた責任を問われ、フェニックス共々冷凍刑に処せられてしまう。それから36年後の2032年、一切の犯罪がなくなり安穏とした未来都市に、脱獄したフェニックスが出現。なす術のない警察は、その暴虐ぶりに唯一対抗できるであろう刑事スパルタンを目覚めさせることに――。
日本語吹替版は玄田哲章と江原正士という豪華キャストが大きな見どころ。ソフト版の玄田氏とテレビ放送版からの続投となる江原氏の吹替は、安心して映像に集中できるさすがのクオリティ。
監督:マルコ・ブランビヤ
出演:シルヴェスター・スタローン ウェズリー・スナイプス サンドラ・ブロック
『バックトレース』(2018年)
刑事のサイクスは、かつて2千万ドルが盗まれた強盗事件を担当していた。仲間割れで犯人たちは殺し合い、唯一の生存者は記憶喪失。大金の行方もわからず、事件は未解決に。それから7年。犯人のマクドナルドが収容先の病棟から脱走したことを知ったサイクスとFBIは、再び捜査を開始する。
スタローンVS記憶喪失の凶悪犯! 未解決の大金強奪事件と現在の逃走事件が交錯するノンストップ・クライム・アクション。さすがに作品の認知度は他の作品に及ばないが、だからこそテレビ放送で観たい準新作的一品。
監督:ブライアン・A・ミラー
出演:シルヴェスター・スタローン マシュー・モディーン ライアン・グスマン