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“ほとんど中毒状態”“死んでもやる” 嘔吐するまで自分を追い込む、異常な向上心を捉えた『ノーヴィス』本編映像

“ほとんど中毒状態”“死んでもやる” 嘔吐するまで自分を追い込む、異常な向上心を捉えた『ノーヴィス』本編映像
『ノーヴィス』© The Novice, LLC 2021

ローイング(ボート競技)の世界に魅入られたある女性の、情熱という名の狂気を纏った激浪の物語『ノーヴィス』が、11月1日(金)より公開される。このたび、イザベル・ファーマン演じる主人公の異常な向上心が垣間見える本編映像が解禁となった。

監督自身の体験を基に描く、常人が辿り着けない深淵の世界

「ノーヴィス/novice」とは、新入り、初心者のこと。スポーツ分野においては競技者の分類として使われ、一定のランクに達していない初心者のことを指す。大学のボート部に入部したアレックスが、「困難だからこそ、挑戦するのだ」というJ.F.ケネディの言葉を胸に、己の限界に打ち勝ちたいという一心で過酷なトレーニングに身を投じていく。そんな本作は、デイミアン・チャゼルの『セッション』、クエンティン・タランティーノの『ヘイトフル・エイト』、ザック・スナイダーの『ジャスティス・リーグ』、ギレルモ・デル・トロの『パシフィック・リム』など錚々たるハリウッドメジャー作の音響で活躍してきたローレン・ハダウェイによる満を持しての初監督作だ。大学時代にローイング(ボート競技)に自ら没頭した体験を基に作り上げられ、自身で脚本と編集も担当。

主演は『エスターファースト・キル』のイザベル・ファーマン。撮影前の6週間、毎朝4時半に起き、1日6時間の水上トレーニングを行って、過酷な撮影に耐えられる精神と肉体を手に入れたファーマンの妥協のない迫真の演技に、「第20回トライベッカ国際映画祭」において主演女優賞が贈られた。本作は同映画祭で作品賞と撮影賞も受賞。

イザベル・ファーマン演じる主人公・アレックスの異常な向上心

映像は、アレックスが、激しいトレーニングのし過ぎで思わず嘔吐しながらも、ライバルがコーチに褒められているのを見て、さらに闘志を燃やしトレーニングにのめりこんでいく姿を映し出したシーンだ。

監督のローレン・ハダウェイは、主人公がここまでローイングにのめりこんでトレーニングを重ねることに関して、過去の自身の経験を振り返って次のように語る。「本作の主人公アレックスと私、両方について言えることですが、挑戦することが好きで、何かを克服するって感覚が好きなんです。私自身は、ローイングを自分が始めるまであまり知らず、周りのみんながやっているからやってみようというノリで始めました。ただ、始めてみたら過酷なものだったからこそ、もっとやりたいとハマっていき、ほとんど中毒状態になっていました。ローイングを克服すると決めて、自分が満足するまで、死んでもやるという状態にまでなっていました」

『ノーヴィス』© The Novice, LLC 2021

『ノーヴィス』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国ロードショー

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