孤独だが心優しい男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いた傑作サスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』(2019)。数々の記録を打ち立て未曾有の社会現象を巻き起こした『ジョーカー』の続編にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称:ジョーカー2)が、10月11日(金)より公開される。このたび、全米のレビューと新映像で構成されたレビュー予告が解禁となった。
ジョーカーの“混沌”が音楽に乗って伝播する
アカデミー主演男優賞を獲得、日本での動員4週連続No.1の大ヒットとなり、世界興行収入は1,500億円という空前の大ヒットを記録し、公開当時のR指定映画史上No.1の記録を樹立。まさに誰も成しえない社会現象となった前作『ジョーカー』。コメディアンを夢見る、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく孤独だが純粋で心優しい男が、悪のカリスマ“ジョーカー”へと変貌を遂げるまでが描かれた前作。その2年後が舞台となる最新作で、ジョーカーが仕掛ける世紀のショーが始まる。
「天才的発明」「型破り」「震えた」様々な考察が飛び交う
ジョーカーの物語が“完結”を迎える本作の待望の公開とあって、世界中で大きな話題となった本作は、公開直後から世界中で様々な感想や考察が飛び交い、まさに賛否真っ二つ状態。ファンたちの考察は過熱し、伝播するジョーカーの狂乱は早速世界中を惑わせている。
映像は、「外を見て。世界があなたに注目してる」と、まさに現実世界でのジョーカーへの期待を表すかのようにリーがジョーカーに話しかける姿で始まる。全編を通してレディー・ガガによる、フランク・シナトラの名曲「That’s Life」のカバーで仕上げられており、圧巻の歌声を堪能するとともに、リーをはじめ多くの観衆に望まれて<1人ではなくなった>覚醒間近のジョーカーが、完全になっていく様を感じることができる。
さらに、「まったく新たな映像体験」「天才的発明」「型破り」「完璧」「震えた」などといった力強いレビューと再び世界を震撼させるであろうジョーカーの躍動が映し出される。「錯乱と興奮」「現代を映し出す」「惑わされる」といった美しくもクレイジーなジョーカーに魅了された危険なレビューが並び、前作以上の社会現象を想起させる。法廷で「君らしくない」となだめるかつての友に「俺らしくない?本当に?まあ本当の“俺”が誰か分かる訳ないか」と吐き捨てるジョーカーは一体何者なのか?
誰もが一夜にして祭り上げられるこの世の中で、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカー。その是非が問われる中継が全世界へ放送され狂乱が世界へ感染していく。彼は悪のカリスマなのか、それともただの人間なのか?世界中に社会現象を巻き起こした超話題作に並ぶ、話題性と傑作が約束されている本作。音楽と共に突きつけられる衝撃のラストを劇場で見届けて。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は10月11日(金)より全国ロードショー