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人気バンド失墜の真実に迫るサスペンス・ドキュメンタリー
全米No.1バンドは、なぜ失墜したのか? 国家的キャンセルカルチャーに巻き込まれた悲劇のロックバンド、その陰謀と真相に迫るドキュメンタリー『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』が、ディスクユニオンの配給で2024年9月27日(金)より全国順次公開となる。
当時、人気の絶頂を迎えていたバンドが旧ユーゴスラビアやルーマニア、ポーランドを廻る東欧ツアーに、撮影クルーが帯同。その後なぜか封印されていた映像が数十年を経て蘇り、ついに真実が明かされる――。
ブラッド・スウェット&ティアーズとは?
1967年、ブルース・プロジェクトを脱退したアル・クーパー(vo, key)がボビー・コロンビー(ds)、スティーヴ・カッツ(gt)と結成。ホーンセクションを従えるロックバンドという斬新なサウンドは、その後のシカゴ、チェイス、タワー・オブ・パワーなどのホーン入りバンドが一世を風靡する先駆けとなった。
BS&Tは1968年のデビュー作『子供は人類の父である』が全米TOP50ヒットに。新ヴォーカル加入後の2ndアルバム『血と汗と涙』は7週連続全米1位を記録し、第12回グラミー賞ではザ・ビートルズの『アビー・ロード』を凌いで<アルバム・オブ・ザ・イヤー>を獲得。同アルバム収録曲の「スピニング・ホイール」「アンド・ホエン・アイ・ダイ」「ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ヴェリー・ハッピー」もシングルチャートを席巻した。
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