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「もし戦争がなかったら?」家族のルーツをポーランドに持つジェシー・アイゼンバーグが贈る、新たなロードムービー『リアル・ペイン〜心の旅〜』特報映像

「もし戦争がなかったら?」家族のルーツをポーランドに持つジェシー・アイゼンバーグが贈る、新たなロードムービー『リアル・ペイン〜心の旅〜』特報映像
『リアル・ペイン〜心の旅〜』©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、「第40回サンダンス映画祭」でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』が、2025年1月に日本公開される。このたび、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。

監督・脚本・製作・主演ジェシー・アイゼンバーグ

本作で監督、脚本、製作、主演の4役を務めるのは、デヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』の主演でブレイクし、監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』の絶賛も記憶に新しい、ジェシー・アイゼンバーグ。さらに、ジェシーの従兄弟役は、今年1月、TVシリーズ『メディア王〜華麗なる一族〜』でゴールデン・グローブ賞とエミー賞で主演男優賞をW受賞したキーラン・カルキン。そのほか、Netflixドラマ『Giri/Haji』で「英国アカデミー賞」テレビ部門助演男優賞を受賞した、日英ハーフの要注目の新鋭ウィル・シャープ、『ダーティ・ダンシング』『フェリスはある朝突然に』で知られるジェニファー・グレイなど、新旧の才能が結集。「サンダンス映画祭後」の映画評でもRotten Tomatoesで【91%fresh】の絶賛に包まれ、本年度アカデミー賞でも要注目の作品となっている。

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と、兄弟同然に育ったものの今は疎遠な従兄弟ベンジーは(キーラン・カルキン)、亡くなった最愛の祖母の遺言で再会、ポーランドのアウシュビッツと並び有名な強制収容所、マイダネクまでのツアー旅行に参加する。正反対な性格の二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして家族のルーツ、ポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

エマ・ストーンもプロデューサーとして参加!

映像では、目的地であるポーランドのマイダネクへ向かう道中、列車の中でトラブルを抱えている様子の二人から始まる。キーラン・カルキン演じるベンジーは早口で列車内の車掌と遭遇しないよう作戦をまくし立て、後ろのデヴィッドはそれに付いていくのに必死だ。ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキンの実力者二人が抜群の“バディ”コメディセンスを炸裂させ、溢れるユーモアが感じ取れる秀逸なシーンに続き、ショパンの名曲を背景に、美しいポーランドの街並みが浮かび上がっていく。祖母の死をきっかけに、数年ぶりの再開を果たした正反対の性格のデヴィッドとベンジー。ツアー旅行に参加する個性的な面々との交流や、美しさの影に波乱に満ちた歴史を隠すポーランドの地を巡る中、二人は一体何を見出していくのか—。

監督、脚本、製作、主演の4役を務めたアイゼンバーグは、かつて、自身の妻と共にポーランドへ旅行したことが本作製作のきっかけだと明かしている。彼自身、家族のルーツをポーランドに持ち「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう?私は何者なのだろう?」と疑問を抱いたことから、ポーランドの歴史を巡る旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたのだとか。アイゼンバーグは、先日ポーランドの市民権獲得の意向を示していたことも話題になっており、本作で描かれるデヴィッドとベンジーの旅路は、アイゼンバーグ自身の物語を自らが紐解いたとも言えるだろう。

本作では、アイゼンバーク監督の前作『僕らの世界が交わるまで』に続き、エマ・ストーンがプロデューサーのひとりとして名を連ねているのにも注目だ。タイトルでもある<リアル・ペイン=本当の痛み>が表す真意とは…?

『リアル・ペイン〜心の旅〜』©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

『リアル・ペイン〜心の旅〜』は2025年1月公開予定

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