「これぞジャッキー・チェン」な壮絶スタント“ビル滑り降り”は今や伝説!隠れた名作『WHO AM I?』がテレビ放送中

『WHO AM I?』ざっくり見どころ解説【TV放送中】
1996年の感謝祭の日、秘密任務の終了後に重傷を負い、危ういところで原住民に命を救われた男。しかし、彼は目覚めたとき記憶を失っていた。彼は「自分は誰だ(WHO AM I)?」と聞いたため、部族の皆から“フーアムアイ”という名で迎えられる。
怪我も癒え、次第に部族に馴染んでいくフーアムアイ。意を決して記憶を取り戻すための旅に出た彼は、近隣で開催されていたラリーの選手ユキや新聞記者のクリスティーンと出会い、文明社会へ戻ることになる。やがてフーアムアイの前にCIAのモーガンという男が現れ、ある秘密を守るために彼を暗殺しようと迫ってくるが……。

『WHO AM I? フー・アム・アイ?』© Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
相変わらずノースタントの壮絶アクションを披露するジャッキーが楽しく、過去にないほどグローバルなロケを展開した多国籍ムービでもある本作。巨大な陰謀とドタバタ劇が同時進行するお馴染みの展開ながら、そのスケールの大きさがジャッキーの素朴な魅力と激しいアクションを引き立てる。
思わず背筋がヒヤッ! な壮絶アクションシーン
本作には様々なパターンでの高所落下や両手拘束からの椅子を使ったアクロバティックなファイトシーン、市街地でのカーチェイスなど、アクション映画に必要なシーンがすべて詰まっている。中でも注目したいのが、オランダに舞台を移してからの超危険なスタントの数々だ。

『WHO AM I? フー・アム・アイ?』© Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
“オランダといえば木靴”なドタバタ爆笑アクションを経て、黒幕の中枢に潜入したフーアムアイ。敵はポンコツ揃いだが多勢に無勢、ついに追い詰められた彼は高層ビルの斜面を滑り降りる! 一歩間違えれば大事故に繋がりかねない、ジャッキーだからこそできた生身のスタントシーンだ。
またヒロインのユキを演じる山本未來は英語もペラペラで、なぜ世界的に大ブレイクしなかったのか不思議なほど魅力的。ケイン・コスギも序盤に一瞬だけ登場するのでお見逃しなく。
なおCS映画専門チャンネル ムービープラスの人気番組「映画館へ行こう」9月号では、ジャッキー・チェン来日時の激レアなインタビュー映像を放送中。『ライド・オン』の見所はもちろんトム・クルーズの話題、さらに“酔拳”の生レクチャーまで、MCの小林麗菜がジャッキーに突撃取材しているので併せてチェックしたい。

ジャッキー・チェン、小林麗菜 『ライド・オン』インタビュー
『WHO AM I? フー・アム・アイ?』はCS映画専門チャンネル ムービープラス「特集:2週連続!24時間 俺たちのアクションスター」で32024年9月放送
https://www.youtube.com/watch?v=N0AyOsZZtWo