55年に渡って愛され、もはやカルチャーとなった国民的アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」。2023年、水木しげる生誕100周年記念作品として、初めて語られる鬼太郎の父たちの物語を描いた映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が誕生し大きな話題に。その物語を、327カットのリテイク、合わせて音も再ダビングした映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』(R15+)が、10月4日(金)より公開される。このたび、場面写真が一挙解禁となった。
当初、制作陣が思い描いていた“真なる姿”へ
2023年11月に公開されると、かつての目玉おやじである鬼太郎の父と水木との出会い、2人が立ち向かった運命の切なさ、さらにバトルシーンの迫力などが大きな話題となり、興行収入27.9億円/総動員数195万人と多くの観客を魅了。2024年には、「第47回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞を受賞、その勢いは日本だけに留まらず、韓国、台湾など海外でも上映され、6月にはフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」コントルシャン部門にノミネートされるなど、鬼太郎の父たちの物語は世界中へ広がった。
監督は、『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の監督を務めた古賀豪、脚本はTVアニメ「マクロスF」などで知られる吉野弘幸、キャラクターデザインを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた谷田部透湖が担当。キャストは、かつての目玉おやじを演じるのは『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じ日本中を震えあがらせた関俊彦、水木を演じるのは「テニスの王子様」シリーズの忍足侑士役の木内秀信、TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)で鬼太郎を演じた沢城みゆき、目玉おやじを演じた野沢雅⼦に加えねずみ役として古川登志夫、さらに種﨑敦美、小林由美子、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、山路和弘、皆口裕子、釘宮理恵、石田彰、庄司宇芽香、松風雅也といった豪華声優陣が勢ぞろいした。
本作は昨年公開された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より327カットのリテイク、合わせて音も再ダビングしたバージョン・映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』(R15+)となるが、新たな追加シーンはなく上映時間も変わらないものの、クオリティアップした映像と音で更なる本作の世界に引き込まれること間違いなし。
鬼太郎の父と水木を中心とした場面写真が公開された。鬼太郎の父と水木のバディとしてのアクションシーンはもちろんだが、これまでの儚げな印象の沙代とは違う雰囲気のシーン、さらには、鬼太郎の父と、水木それぞれのショットも追加となっている。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』は10月4日(金)より全国公開