世界中に笑いと涙と感動を巻き起こした青春ドラマが、23年ぶりに蘇る『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』（2011）、『愛を読むひと』（2002）、『めぐりあう時間たち』（2008）など、上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作『リトル・ダンサー』が、デジタルリマスター版で23年ぶりにスクリーンで色鮮やかに蘇る。このたび、『リトル・ダンサー』の世界が垣間見えるオルタナティブポスターと、30秒予告が解禁となった。

また、バレエ・ダンサーを夢見る主人公ビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異人たち』など今や世界的な実力派俳優となったジェイミー・ベル。当時13歳だった彼は、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。

音楽は70年代に一世を風靡したグラムロックのT・レックスによる名曲の数々や、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの人気曲などが使用され、ビリーの心に寄り添うように鳴り響き、観る者のすべての魂が揺さぶられる。また本作に深く感動したエルトン・ジョンが、ミュージカル化を熱望。今や大人気のミュージカル『ビリー・エリオット』が誕生した。

夢はロンドンのロイヤル・バレエ団で踊ること！

30秒予告では、T・レックスの「ラヴ・トゥ・ブギー」をバックにウキウキダンスをするビリーや父親にバレエを反対されてからも、ダンスをしている間だけ「自分が変わってー宙を飛んだ気分になる」と止まないダンスへの熱意や11歳のビリーが抱いた夢への強い思いがわかるものとなっている。

そして、バレエに出会い成長していくビリーの姿とともに本作の世界を身近に感じられるオルタナティブポスター。チュチュを着た少女たちに囲まれてバレエの練習をする本編序盤の居心地悪そうなシーンから、徐々にバレエにのめり込んでいき真剣な眼差しでレッスンに挑むシーン、映画後半、お世話になったウィルキンソン先生に会いに行くも素直に思いが伝えられないでいるシーンなど劇中でも印象的なシーンやセリフを切り取って構成されている。どのシーンも心奪われる素敵なシーンとなっている。

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.

今回公開されたオルタナティブポスターの他に、本作の名シーンの数々が見られるパネル展が、9月20日（金）〜10月10日（木）の期間限定でチャコット代官山本店にて開催されることが決定した。期間中には、16,500円（税込）以上お買い上げの方対象に抽選で150名様に映画のグッズが当たるキャンペーンも実施。

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は10月4日（金）より新宿ピカデリーほかにて全国公開