「勇気あるやさしさは、人々を変えることができる」
このたび解禁となった予告編は、前作『ワンダー 君は太陽』で問題児だったジュリアンに、「あなたは退学してない。やめさせられたの。ある少年をいじめて」と、祖母サラが言い聞かせるシーンから始まる。サラは「あなたのために話すべきことがある」と続け、映像は彼女が少女時代を過ごしたナチス占領下のフランスへと遡っていく。
過酷な状況からサラを助けてくれたのは、クラスでいじめられていた少年ジュリアンと彼の家族だった。果たしてサラが辿った”衝撃の過去”とは? そして、おばあちゃんの知られざる物語を聞いたジュリアンの決断とは――?
併せて解禁となった日本版ポスターは、青いブルーベルの花に囲まれた少女時代のサラと彼女の人生を変えたジュリアン、2人のまっすぐでピュアな瞳に引き込まれるビジュアルとなっている。そこに添えられているのは、「やさしさこそ、ほんとうの強さ」という、かつての体験から得た印象深いサラの<想い>だ。
予告編にも映し出されているが、厳しい状況下の中でも時折垣間見える、まるでおとぎ話に入り込んだかのような美しい世界観にも魅せられることだろう。
名優ヘレン・ミレンの力強い言葉に感涙必至!
前作『ワンダー 君は太陽』のいじめっ子ジュリアンの祖母サラ役に、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。毅然とした眼差しと慈愛に満ちた微笑みで、波乱に満ちた人生を歩んできたサラの強さと優しさを体現した。
かつていじめっ子だったジュリアン役は、前作よりブライス・ガイザーが続投。少女時代のサラに、『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』のアリエラ・グレイザー。サラの同級生・少年ジュリアンを、『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』のオーランド・シュワート。ほか『X-ファイル』シリーズのスカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いたジリアン・アンダーソンらが出演する。
監督は『チョコレート』『ネバーランド』『プーと大人になった僕』などのヒューマンドラマと、『007/慰めの報酬』といった超大作エンターテインメントの両極のジャンルで突出した才能を発揮してきたマーク・フォースター。わずか1分の予告編だけでも涙を搾り取られそうになる、この冬に観たい心温まる渾身の一作だ。
『ホワイトバード はじまりのワンダー』は2024年12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
『ホワイトバード はじまりのワンダー』
いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが――。
制作年: | 2024 |
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2024年12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー