「作品を語る必要はない、大事なことは見れば伝わる」青春映画の新たな傑作誕生!『熱烈』メイキング映像

「作品を語る必要はない、大事なことは見れば伝わる」青春映画の新たな傑作誕生!『熱烈』メイキング映像
『熱烈』©Hangzhou Ruyi Film Co., Ltd.

日本でも人気急上昇中のワン・イーボー主演最新作『熱烈』が、9月6日(金)より公開される。このたび、キャスト・スタッフが一丸となった舞台裏をとらえたメイキング特別映像が解禁。さらに、待望の日本公開へ向けて、ブレイキンを日本に紹介したキーパーソン・風見しんご&ダンサーらからコメントが到着した。

ブレイキンで頂点をもぎ取れ!

本作は、杭州を舞台に「ブレイキン全国大会」でトップを目指すひたむきな青年が、チームの中で挫折しながらも、夢に向かって突き進む純度100%の青春感動物語。

ワン・イーボーが演じる主人公のチェン・シュオは、仕事を掛け持ちしながら、ひたむきにプロダンサーを目指している。ある日、ブレイキンのプロチーム「感嘆符!」のコーチ、ディン・レイ(ホアン・ボー)から声を掛けられ、エースの身代わり(補欠)としてチームに参加することになる。夢への第一歩を踏み出したチェンは、「感嘆符!」のメンバーとの友情を深めながら、メキメキと頭角を現していく。だが全国大会を目前にしたチェンとチームに大きな試練が待ち受けていた…。

「作品を語る必要はない、大事なことは見れば伝わる」

映像は、<ようこそ2022年度のストリートダンス全国大会へ>という開会宣言で始まる。プロダンスチーム「感嘆符!」のコーチ、ディン・レイを演じたホアン・ボーは、「作品を語る必要はない、大事なことは見れば伝わる。観客は映画館で熱烈に心を動かされるはずだ」とスタッフ、キャストが一丸となって作り上げた『熱烈』に大きな自信をみせ、劇中で披露される大迫力のダンスシーンが連射されていく。

美術指導を務めたトゥー・グアンユーは、「熱く活気に満ちた映像だが実際の撮影は困難を極めた。どのセクションも限界への挑戦を経験した」と語り、圧巻のダンスバトルをカメラに収めるべく舞台裏で奮闘するスタッフたちの姿が捉えられていく。監督のダー・ポンは、「この作品は登場人物が多くダンスシーンなど調整すべき問題も多かった。10数人の動きを計算しないといけないんだ。撮影、美術、衣装、振り付けも同じ。集めたのは私が信頼できると感じた各業界で第一線にいるスタッフばかり。全国大会のシーンは熱かった。撮影には10数日かけ、全国のダンスチームを集めた」と最高峰のスタッフを招集、長丁場の撮影を経てダイナミックなパフォーマンスをカメラに収めることができたと明かす。

『熱烈』©Hangzhou Ruyi Film Co., Ltd.

撮影最終日。監督が「クランクアップ!」と叫ぶと、『熱烈』の撮了に現場は大いに沸き、誰も帰ることなく踊り続けた。その様子をホアン・ボーは、「興奮したね。みんなが叫び、走り、飛びはねて熱くなった」と振り返る。感嘆符!を取材する新米記者リーを演じたラレイナ・ソンも「なぜかうれし涙があふれて抑えきれず流れ続けた」と心を震わせた。ダー・ポン監督は“踊れ”とはやしたてられたが踊れないからと、キャストやスタッフが身も守る中でロンダートを華麗に披露し場を盛り上げた。「躍れるスタッフもそうでない者もなぜか現場ではみんな躍った。イーボーが機材を持ってカメラマンを撮影してたよ。熱烈だった。まるで夢みたいだったね」と主演のワン・イーボーのお茶目な一面を明かし、ダンス未経験のスタッフたちもが“熱烈”な想いをダンスに重ねて披露した。

チェン・シュオの母を演じたリウ・ミンタオは、「希望に満ちた熱い人々の姿にきっと心を打たれる」と期待を込める。ワン・イーボーも「チェン・シュオが存在できたのはスタッフのおかげだ。みんながチェン・シュオだよ」と続け、スタッフたちの支えによって“チェン・シュオ”を演じ切ることができたのだと感謝の想いを語る。「感嘆符は負けない」「おじけづくな」と監督の演技指導に続けて、チームの仲間たちを鼓舞し続けるコーチを演じたホアン・ボーが「幸せとは追い求めること。人は何かを追い求めるべきなんだ。実に勇敢で熱烈だ」と熱く語り、キャストと監督とが熱い抱擁を交わす感動的なシーンが映し出されていく。

クランクアップを迎えたキャストたちの「本当に名残惜しい」「みんな大切な人ばかり」「仲間が恋しいよ」という達成感に溢れながらも長い撮影期間を支え合った仲間との別れを惜しむ声が紡がれ、映像の最後にはキャスト、スタッフが一堂に会し『熱烈』コールをする姿で締めくくられる。

『熱烈』©Hangzhou Ruyi Film Co., Ltd.

<コメント>

Bboy Nicolas
お金がない事や、チ―ムで目標を 目指す事、仲間の裏切りとか、一筋縄ではいかないリアルな青春の時間を思い出させてくれました。今何か熱烈に頑張っている全ての人に勇気を与える作品だと思います。

フリーアナウンサー・笠井信輔
最高にエキサイティング
最高に爽快
最高に感動
パリオリンピックの「ブレイキン」に注目した人は必見
最新ダンスバトルはこんなに楽しいものなのだ
「フラッシュダンス」から40年
『熱烈』はブレイキンによってダンス映画の頂点を極めた!

REAL AKIBA BOYZ ・DRAGON
主人公のダンスへの情熱が自分がダンスを始めた時の気持ちを思い出させてくれました。
リアルワンハンドAIR や10周超えの1990世界レベルの技がバンバン飛び出て思わず「うぉ!」っと声が出ました!

映画アドバイザー・ミヤザキタケル
夢に向かってひたむきに努力する情熱、情熱だけでは太刀打ちできない大きな壁、その壁を乗り越えていく知恵と勇気。夢を追いかけるすべての人が直面し得る葛藤と感動が詰まったエンタメ青春映画!白熱のダンスバトルシーンは劇場の大きなスクリーンで味わうべし。

Hilty&Bosch・ZIN(陣内智史)
まさにど直球青春映画!夢・希望・挫折・家族愛・友情、全てを含んだ作品です。ダンスに限らず、何かに打ち込んだことがある人には必ず届くと思います。世代や時代を問わず、大切な事を思い出させてくれる映画です。

風見しんご
1983年、昭和58年日本で『フラッシュダンス』と云う1本の映画が公開された。その映画の中のワンシーンにNYの路上でブレイクダンスを踊る子供達が登場した。それを観た瞬間、僅か1分あるか無いかのそのダンスに僕は夢中になった。インターネットもYouTubeも携帯電話すらない時代、教えてくれる人もいなければ資料すら簡単に手に入る時代では無かったけれど、どうしてもウインドミルがやりたくて気がつけばいつも床に這いつくばっていた。ツルツルでピカピカの床を見つけるといつも回りたくて仕方が無かった。
あれから40年、ついにアジア発のブレイクダンス映画がやって来た!あの頃のバックスピンやウインドミルはとんでもない技に昇華していた。ただ「何かに夢中になる瞬間」だけは今も同じ様にそこに在った。大画面で迫力の技の数々を是非堪能していただきたい。そして備えよう!そろそろ次は世界最高(そう僕は信じている)の日本のブレイクダンサー達が大画面で躍動する番だ!

『熱烈』©Hangzhou Ruyi Film Co., Ltd.

『熱烈』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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