『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』が、9月27日(金)より公開される。このたび、ティム・バートンワールド全開の場面写真が一挙解禁となった。
『ビートルジュース』の35年後を描く
本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988年公開)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、「第61回アカデミー賞」メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の『バットマン』で一気にその名を世界に轟かせた。
キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。
最新作のキャストで最も注目すべきは、リディアの1人娘・アストリッドを演じるジェナ・オルテガ。若干21歳にしてすでに10年以上のキャリアを持つ彼女は、バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflix『ウェンズデー』(22)のヒロイン・ウェンズデー・アダムスに抜擢されると、ドラマは配信直後から世界的大ヒット。ドラマの人気もさることながら、自らが振り付けし、劇中で披露したクセ強の“ウェンズデー・ダンス”が一気に拡散し、レディー・ガガやマドンナが自身のSNSで披露するほど社会現象に。インスタグラムのフォロワーは3,000万人超、世界中の若者から絶大な支持を得るトレンドアイコンとなった。本作では『ウェンズデー』に続き、再びバートン監督とタッグを組み、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまう物語のヒロインを演じる。
そして、物語のカギを握るもう1人は、ビートルジュースの元妻・ドロレスを演じるモニカ・ベルッチ。バートン作品初出演にして、バラバラにされた身体をホッチキスで全身を繋ぎ合わせた、まさにティム・バートンワールドを体現したキャラクターを演じる。そのほか、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。
鬼才・ティム・バートン監督の世界観が炸裂!
一癖も二癖もあるキャラクターの姿を捕らえた場面写真が公開された。蜘蛛の巣が張る屋根裏部屋で不敵な笑みを浮かべるシマシマスーツのビートルジュースとその横で驚愕の表情を見せるリディア、死後の世界に迷い込んだ囚われのアストリッド。バラバラにされた身体をホッチキスで繋ぎ合わせた全身ツギハギだらけのビートルジュースの元妻・ドロレスは不穏なオーラを放ちながら冷たい表情を浮かべて立ち尽くす。
他にも、しぼんだ風船のような男に詰め寄る、顔の側面から脳みそが丸出しになっている男・ウルフや、ミイラのようなサンタクロースと小さな箱に詰め込まれた男の間に挟まれたデリアなど、ダークでファンタジックなティム・バートン監督の魅力が大爆発。超個性的なキャラクターたちが大集結し巻き起こすハロウィン史上最大の事件とは…?またひとつ衝撃の展開と騒動を予感させる場面写真となっている。
一年で最も不気味な夜が訪れるハロウィンに、「人間怖がらせ屋」ビートルジュースが死後の世界と人間界を股にかけ巻き起こす大騒動。不気味で愉快なティム・バートンの世界に誘うキャラクターたちから目が離せない。
『ビートルジュース ビートルジュース』は9月27日(金)より全国ロードショー