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演技初挑戦の局アナが涙を搾り取る!自閉症に「知識ある愛」と「譲らない子育て」で向き合った家族を描く『新居浜ひかり物語 青いライオン』

演技初挑戦の局アナが涙を搾り取る!自閉症に「知識ある愛」と「譲らない子育て」で向き合った家族を描く『新居浜ひかり物語 青いライオン』
『新居浜ひかり物語 青いライオン』© 2024 RSK 山陽放送株式会社
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地方TV局発の新たな映画誕生

地元・愛媛で個展を開くと長蛇の列ができる注目の画家、石村嘉成(いしむら・よしなり)氏の自伝的映画『新居浜ひかり物語 青いライオン』が、岡山に本社を置く「RSK山陽放送」の創立70周年記念映画として制作され、2024年秋から愛媛・岡山・香川で先行後、池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開となる。

『新居浜ひかり物語 青いライオン』© 2024 RSK 山陽放送株式会社

自閉症の息子に親が選んだ〈譲らない子育て〉とは

本作の主人公・石村嘉成は、父・和徳、母・有希子が不妊治療の末に授かった男の子。はじめは「マンマ ワンワン」と言葉を話し始めたが、次第にあやしても笑わず、目を合わせられず、言葉を発することもなくなった。そして、嘉成が2歳の時に診断されたのは〈自閉症〉――。

『新居浜ひかり物語 青いライオン』© 2024 RSK 山陽放送株式会社

どう育てればよいか悩みが深まるばかりの有希子は施設を調べては訪れ、そこで出会ったのが、「自閉症は脳の機能障がい。脳の健全な箇所を最大限に発達させ、将来自立した人生を送れるように、“知識ある愛”をもって、叱るのではなく譲らない教育」を理念に掲げる孤高の療育(※)家が営む施設だった。

『新居浜ひかり物語 青いライオン』© 2024 RSK 山陽放送株式会社

家族や周囲の支援のもと自立に向けた厳しい療育に向き合い、可能性を最大限に発達させられたことで、躍動感に満ちたカラフルな生き物たちを描く画家として才能を開花させた実話を、ドキュメンタリーとドラマを融合させて描く感動作だ。

(※:療育とは、障がいを持つ子供が社会的に自立して生活できるよう、それぞれの状態に応じた支援をおこないながら発達を促すこと)

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