「死に物狂いで逃げて、全部大変だった」難役に挑む横浜流星が、作品への思いを語る『正体』特別映像

「死に物狂いで逃げて、全部大変だった」難役に挑む横浜流星が、作品への思いを語る『正体』特別映像
©︎2024 映画「正体」製作委員会

染井為人による傑作小説「正体」が映画化、メインキャストに吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之らを迎えた映画『正体』が、11月29日(金)より公開される。このたび、主演・横浜流星が演じる、5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木慶一のキャラクター動画が解禁となった。

彼は凶悪犯か、無実の青年か?

7月11日に主演の発表に先立って、“主演以外”のメインキャストとして吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之の4名が明かされた。そして、満を持して主演に横浜流星の名前が発表されると、すぐにXでトレンド入り、Yahooリアルタイム検索ランキング入りするなど、SNS上で大きな話題となった。

『余命10年』(2022年)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。

日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜流星)。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた—4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは—。彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか?

横浜流星「この作品への思い入れは強い」

公開された動画は、姿を変えながら日本各地を潜伏し、逃亡を続けるというこれまでに演じたことのないような役柄に挑む横浜流星に追った映像となっている。

数多くの作品で藤井道人監督とタッグを組んでいる横浜は、「藤井組に入ると、1カット、1カット妥協せず、ベストを目指して、僕ら役者を信じてくれるとても士気の高い組だなと感じていて、濃い時間を過ごせて幸せに感じています」と振り返り、充実した撮影だったことが監督と密にコミュニケーションを取る様子からも窺える。

さらに本作で横浜は、殺人事件の容疑者として警察に追われ、本能のままに逃げなければならない“鏑木慶一”という役にリアリティを持たせるため、マンションからの飛び降り、通行人との衝突など危険なアクションにも果敢に挑戦している。アパートの3階から下のトラックの屋根に飛び降りるというアクションシーンでは、7月の酷暑の中実に14回もテイクが重ねられた。「本当に死に物狂いで逃げて、全部大変だったけど、この気持ちの部分を大事にしていた」と鏑木を演じるうえ で意識していたことを明かす横浜は、藤井監督とは3年も前(※2023年7月撮影時点)から本作について話し合っていたそうで、「この作品への思い入れは強い」と本作への思いを明かしている。

『正体』は11月29日(金)より全国公開

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