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いまだ憶測を呼ぶ「ヒトラー南米逃亡説」を映画化した『お隣さんはヒトラー?』全国公開中! 併せて観たい『ヒトラーの死体を奪え!』は8月TV放送

いまだ憶測を呼ぶ「ヒトラー南米逃亡説」を映画化した『お隣さんはヒトラー?』全国公開中! 併せて観たい『ヒトラーの死体を奪え!』は8月TV放送
『お隣さんはヒトラー?』 ©2022 All rights resrved to 2-Team Productions (2004) Ltd and Film Produkcja
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なぜスターリンはヒトラーの死体を求めるのか…?

ヒトラー生存の「If/もしも」を描いた『お隣さんはヒトラー?』とは反対に、あの虐殺者の“死体”をめぐるゴリゴリのサスペンス劇に仕上げたのが、その名も『ヒトラーの死体を奪え!』(2022年)だ。

『ヒトラーの死体を奪え!』© FOREST GRAVE FILMS 2021 All rights reserved.

1945年、陥落後のベルリン。ソ連軍情報士官のブラナたちは、スターリン直々の極秘指令で、棺のような木箱をモスクワまで運ぶ任務を命じられる。その中身は焼却されたはずのヒトラーの亡骸だった。だが移送中、ドイツ軍パルチザン“ヴェアヴォルフ”に襲撃され、亡骸が奪われてしまい――。

『ヒトラーの死体を奪え!』© FOREST GRAVE FILMS 2021 All rights reserved.

スターリンは、なぜヒトラーの亡骸を手に入れようとしたのか? UFO製造とか超能力開発とかトンデモ伝説には事欠かないナチスだけに、こういった陰謀系の「If/もしも」はむしろ真っ当に感じてしまう。とはいえ当時、スターリンがヒトラーの死亡を確認させたことは事実のようで、そこには人の道を踏み外した者の狂気が滲み出ている。

『ヒトラーの死体を奪え!』© FOREST GRAVE FILMS 2021 All rights reserved.

敵国の独裁者を運ぶソ連軍と、なんとか隠蔽しようとするナチス残党。戦後のドサクサのなかで繰り広げられるドタバタ劇でありながら、戦争アクションとしてのスリルも確保した快作だ。

『ヒトラーの死体を奪え!』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年8月放送

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