未だ真相が分からぬ謎は予想を超えるラストを迎える?
7月4日(木)に待望の配信が開始されるやいなや、その不気味で比類ない圧倒的な世界観に引き込まれ、続きが待ちきれないとSNSを中心に話題沸騰中の本作。超常ミステリー要素、日本特有の民俗学、大学生の淡い青春と、多面的な要素が響き鑑賞後の満足度が非常に高いと、原作漫画ファンや各界からも多くの太鼓判コメントが飛び交っている。
「●(まる)を取り巻く3つの謎」一つ目は、自身のルーツを探るナン丸たちを不気味すぎる笑顔で迎え入れる町民たちが頑なに死守する<丸神一族の掟>。細田は「丸神の里ならではの不気味さみたいなところも、見ていただければ」と近年人気のジャンルにも通じる奇妙なまでに因習に固執する町民たちの姿を見どころとして語っている。
二つ目は、幸子(藤野涼子)をはじめ丸神の里の人々が毎夜苦しむ<町民たちが見る同じ悪夢>。“窓の外に手が届くもの”と呼ばれる●(まる)を作り出す能力者たちと、“窓を開いた者”と呼ばれる悪夢を見る丸神の里の町民たち。細田は「球体の謎や真相にどんどん迫っていく、大きなキーポイントになっています」とこの2つのキーワードが重要な核であると示唆している。
三つ目は不可思議にも6月に祭りが執り行われる<季節はずれの七夕祭り>。映像では、白装束を纏った町民たちによる怪しげな儀式や、過去に祭りが行なわれた日付の羅列などが映し出され、安易には紐解けない理由が潜んでいる模様。この謎に細田は、「規則性があるんじゃないか、何か特別な目的があるんじゃないか、ということに繋がっていきます」と謎解きの手がかりを仄めかすコメントをしている。
瀧悠輔監督は、「パズルのピースを全10話に渡って散りばめたつもりなので、最後数話をかけて集約していく気持ちよさというか、ワクワク感みたいなのは再現できているのではないかな」と自信溢れるコメントをし、終局に向けた怒涛の伏線回収に期待が高まる。
映像ラストには、脱帽する瞬間の頼之(山田孝之)の震えあがるような恐ろしい全貌が—。本予告から、さらに核心に迫る新たなシーンも追加になり、これまで散りばめられた謎が徐々に一つになっていく期待を煽る映像となっている。
『七夕の国』はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中
<配信スケジュール>
配信中:1〜7話
7月25日(木):8話
8月1日(木):9話
8月8日(木):10話