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NASAが全面協力!全世界が注目したアポロ11号の“月面着陸”、その裏側を描く『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像

NASAが全面協力!全世界が注目したアポロ11号の“月面着陸”、その裏側を描く『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像
『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

人類史上最も偉大な挑戦と称される月面歩行から55年—。<月>は今もなお人類の夢やロマンを湧き立たせ、<宇宙>ブームが再燃する中、人類初の<月面着陸>に関するあの“ウワサ”から生まれた映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が、7月19日(金)より公開。このたび、主演のスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが、NASAの発射責任者コールを語る特別映像が解禁となった。

月面着陸に関する“あのウワサ”から生まれた映画

人類最大の偉業、アポロ11号の月面着陸。歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人間が<リアル>に月の上を歩く映像に誰もが胸を熱くした。その後、その映像は実は<フェイク>だったのでは?という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。このウワサをきっかけに本作のアイデアが生まれた。

だが、この作品は陰謀説を描く映画ではない。監督のグレッグ・バーランティは「人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間の一つを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語る。完全オリジナルの脚本に惚れ込んだ主演のスカーレット・ヨハンソンがプロデューサーに名を連ね、『ザ・ロストシティ』のチャニング・テイタム、『ヴェノム』のウディ・ハレルソンら豪華キャストの競演が実現した感動作。

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

“アポロ計画に携わった40万人の人々を称える機会”

1969年のNASAを舞台にアポロ11号の月面着陸の裏側で“起きていたかもしれない”極秘ミッションを痛快に描く話題の映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』がいよいよ日本公開を迎えた。人類初の月面着陸がリアルか、フェイクか、を描く本作は、NASAの全面的な協力が実現。実際にアポロ計画で重要な役割を果たしたNASAの技師たちがアドバイザーを務めている。

月面着陸のフェイク映像撮影を命じたアメリカ政府と、極秘ミッションに巻き込まれた人々の奮闘を描いた作品で果たしてNASAの協力を得ることはできるのか、製作スタッフたちの間でも意見が割れた。だが、脚本とストーリーを客観的に捉えたNASA関係者は、実際に極秘計画があったかどうかではなく、本作が描く登場人物たちの仕事への献身と月への夢はすべて本物なのだと解釈した。バーランティ監督はNASAのサポートが実現した経緯について、「NASAは、私たちの“成し遂げられたことを称えたい”という気持ちを分かってくれていたのだと思います。この映画をアポロ計画に携わった40万人の人々を称える機会だと捉えてくれたのです」と語っている。

NASAのアドバイザーのひとりジェリー・グリフィンは、アポロ有人ミッションで宇宙管制センターのフライト責任者を務め、6回の月面着陸のうち、3回の着陸を行ったチームを指揮した。グリフィンは「これまでで最高の仕事は、宇宙管制センターのフライト責任者でした。あの数年間は大成功を収めた年で、私たちが本気を出せば、この国はどんな力でも発揮できることを示していました」とNASAの全職員が一丸となったアポロ計画の偉業を振り返る。

劇中、チャニング・テイタム扮する発射責任者コールは過去の重大な事故に悩まされる。1967年、アポロ1号の予行演習中に宇宙飛行士3名の命を奪った火災である。NASAの主任歴史学者であるブライアン・オドムは、「アポロ1号、あの日の火災、そして火災の余波で、NASAは立ち止まっていました。私たちは何をしているのか、無理をしすぎているのではないか、スケジュールは進んでいるのか。宇宙船を設計するという難題に応えるために、品質管理の一部はある種、遅れをとっていました」とこの事故によってアポロ計画は頓挫の危機を迎えたと指摘する。「今日を振り返る際、アポロ1号の火災は大切なリマインダーです。悲劇の教訓を失ってはなりません。だからこそ、NASAはこれらすべてのミッションの追悼日に祈りを捧げます。悲劇から学び、心に留めておくためです」と、悲劇が決して忘れてはならない教訓となり、亡き飛行士たちへの思いがその後のNASAを奮い立たせ、アポロ計画の有人ミッションへの成功につながったのだと語っている。

https://youtu.be/mxAKfMuDICY

コールを演じたチャニング・テイタムは、「不可能に挑戦する人を演じられて楽しかった。コールは月面着陸計画の責任者だ」と人類初の偉業を実現するためにすべてを懸けたコールを楽しく演じたと語る。スカーレット・ヨハンソンは1969年のアポロ計画の当時の状況を「世間の支持を失った計画」だと説明し、テイタムは「追い詰められてる」と続ける。

失敗続きのNASAのコールのもとにある日ケリーが現れ、偶然が重なって関わり合う。NASAのイメージアップとアポロ11号による“月面着陸”をアメリカの国民的イベントにするために雇われたPRのプロ、ケリーは実直なコールにとって「突然現れて引っかき回す」存在だが、ケリーを演じたヨハンソンによればNASAとアポロ計画を「立て直す」頼もしい存在なのだ。

ケリーはあの手この手を使って国民の関心をNASAに取り戻すことに成功する。コールとNASAもアポロ11号の発射準備を進めていく中、ケリーには極秘任務が与えられる。ケリーの前に現れた政府関係者のモーは「月面着力を“偽造”しろ」と命じるのだ。ケリーとコール、それぞれの立場から“月面着陸”という人類史上初の偉業の成功に向かって奮闘を続けるのだが…。

お洒落でありながらリアルな、ハリウッドならではの痛快作である本作を、チャニング・テイタムは「最近はない古き良き映画だ」と語る。アポロ計画に関わった40万人の希望を乗せて完成した『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、7月19日(金)より全国公開中。

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

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