『イン・ザ・ハイツ』(2021年)
トニー賞4冠、グラミー賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化。NYの片隅で、つまずきながら夢を追いかける4人の若者の姿を描く。
NYの“ワシントン・ハイツ”は、いつも音楽が流れる移民の街。この街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーは悩みや迷いを抱きながらも、自分の夢を追い続けていた。ある時、街の住人たちが住む場所を追われる危機が……。そして突如起こった大停電の夜、彼らの運命が大きく動き出す。
『雨に唄えば』(1952年)
トーキーに移る時代のハリウッドの舞台裏を描いたミュージカル映画の傑作(※放送用マスターの関係で画面の左右に黒味がある場合があります)。
1920年代、ハリウッドでサイレント映画のスターになったドン。相手役リナとは人気カップルと噂されていたが、彼は歌も踊りもうまい駆け出し女優ケーシーと恋仲に。だがリナの策略で職を失ったケーシーは、ドンの前から姿を消してしまう。やがてハリウッドにはトーキー映画の波が押し寄せ……。
『バンド・ワゴン』(1953年)
落ち目のスターが舞台での大ヒットを目指して奮闘する、コメディタッチのミュージカルの名作。主演は映画史上最高のダンサー、フレッド・アステア。
ダンス映画で名声を得ていたトニーも、今は人気が陰っていた。そんな時、旧友マートン夫妻から、ミュージカル・コメディ「バンド・ワゴン」の舞台化に誘われる。自信のないトニーだったが、参加することに。そこへ、高尚な芸術を目指すジェフリーや、クラシックバレエの新星ガブリエルも参加し……。
『ヘアスプレー』(2007年)
日本でも上演されている伝説的ブロードウェイ・ミュージカルを、ジョン・トラヴォルタ(!)ら豪華キャストで映画化。歌とダンスを愛するBIGなヒロインが繰り広げる青春コメディ。
1960年代のボルチモア。天真爛漫な太めの女子高生トレーシーは、大ファンだったTVのダンス番組のレギュラーに抜擢され、たちまち人気者に。しかし番組の中心メンバー、アンバーとステージママのベルマはそれが面白くない。そんな中、トレーシーは番組内での黒人差別に疑問を抱く。
「特集:ミュージカル映画傑作選」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年7月放送