原廣利監督「このシーンが撮れた瞬間、ガッツポーズした」
6月21日(金)に全国劇場公開するやいなや、俳優陣の演技に「鳥肌が立つ」と称賛があつまる本作より、特に反響の多かった杉咲花と安田顕がみせる緊迫の対峙シーンの場面写真が公開された。
杉咲演じる森口泉と安田演じる泉の上司・富樫は、事件がすべて解決したら酒でも飲もうと約束していたが、料亭で顔を突き合わせる2人の表情は固く緊張感が漂っている。泉は目に零れ落ちそうになる涙を堪え、真っ直ぐに富樫を見つめ、一連の事件を捜査した結果を話はじめる。酒を注ぎながら静かに耳を傾ける富樫。しかし、このあとの衝撃のストーリー展開に、SNSでは、「2人の迫力に圧倒され、その時の花ちゃんの目がまだ忘れられない」「杉咲花の心の揺らぎに真っ直ぐな芝居に釘付けになる」「安田顕の存在感がすごい」「最後まで気が抜けない」との声が続出するシーンとなっている。
このシーンを撮るために20ページにも渡る台本部分を長回しで撮影したと明かす原監督。「このシーンが撮れた瞬間、ガッツポーズしましたね。本当にいい映画になるなって。あれだけシリアスなお芝居をしているのに、少し離れた部屋のモニターで見ていて笑ってしまいました。なんて素晴らしい芝居するんだと」と原監督にとっても渾身のシーンとなっている。
さらに、登場人物それぞれの立場での“正義”がぶつかり合う本作は、視点を変えると物語の見え方も変わってくることもあり、「違う視点で観るとまた別のおもしろさがあるサスペンスミステリー」「はじめからもう一度観たいのでまた劇場行きます」「何が正解だったのかといろいろ考えてしまう」「何度でも観に行きたい」とリピート客が早くも続出している作品となっている。
泉と富樫が対峙する衝撃のストーリー展開とは—。そして、全ての事件が重なる時、泉はどんな決意を胸にするのか—。
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