名優ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』が、7月5日(金)より公開される。このたび、本編シーンの一部が解禁となった。
真実から生まれた親子のオリジナルストーリー
本作は、ユアン・マクレガーと実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーが、W主演で親子役を演じた父娘の絆を描いた感動作。実際に問題を抱えた時期のあったマクレガー親子がその経験を乗り越え、父と娘の“愛と回復への旅の物語”を完成させた。今年、映画デビュー30周年を迎える英国を代表する名優ユアン・マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアンだが、そんなクララが最愛の父へ送った1つのラブレター(脚本)をきっかけに本作は生まれた。
試写会では、「泣ける傑作!」「実際の親子だからこそ、この映画の説得力は強い」「タイトル通り強い愛が根底にある親子の物語」「あのユアン・マクレガーに、今は亡き父親を重ねてしまった」と絶賛と涙したという感想が溢れ返った。
「クララに怒鳴られるシーンでは思わず我に返りました(笑)」
クララ・マクレガー演じる娘が一人でさびれたモーテルのプールに飛び込み遊んでいると、子ども時代の記憶が蘇る。まだ父と一緒に住んでいた頃、連れて行ってもらった野球観戦で遊んだ記憶。子どものように無邪気に遊んでくれた父親の姿を思い起こしていると、突然プールに飛び込んできた父(ユアン・マクレガー)。まるであの頃のように戯れる二人が微笑ましく、親子の絆を感じられる美しいシーンとなっている。
このシーンを演じた二人は紛れもなく実の親子。実際にもユアンの問題でクララと疎遠になった期間があった二人だが、元はハリウッド随一の仲良し親子としても有名だった。本作で描かれる親子の問題は、実際の二人の体験をもとにしており、ユアンは「クララに怒鳴られるシーンでは思わず我に返りました(笑)」と笑って話す。続けて、「自伝的映画でなくとも、僕たちが現実の親子だという事実や、ささいな表情や行間から得られるものはたくさんあった。人生の歴史がスクリーンに映っていることは否定できません」と語っている。
『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』は7月5日(金)より全国ロードショー