『ファイブ・ナイツ・アット・フレディ-ズ』『透明人間』『ゲット・アウト』など衝撃作を次々に世に放ち、ホラー・スリラー映画をアップデートし続ける「ブラムハウス・プロダクションズ」と、『ソウ』『死霊館』など大ヒットホラーシリーズを生み出した“ホラー映画の神”ジェームズ・ワンが、『M3GAN/ミーガン』に続き、最恐タッグで放つ待望の最新作『ナイトスイム』が、6月7日(金)より劇場公開中だ。
このたび、『M3GAN/ミーガン』(23)で記録的大ヒットを飛ばした最恐タッグであり、本作でもプロデューサーを務めるジェームズ・ワンとジェイソン・ブラム、そして脚本・監督に抜擢された新進気鋭の映画監督ブライス・マクガイアが、不吉で緊張感に満ちた本作の制作の裏側を語る特別映像が解禁となった。
“新鋭のホラー監督”ブライス・マクガイアの魅力とは?
ジェームズ・ワンの「我々は先天的に水中を恐れる」という意味深な言葉から始まる本映像では、続けてジェイソン・ブラムが「プールがそれほど深くなくてもカバーをしたくなる」「足元に何がいてもおかしくない」と語るコメントとともに夜の静寂に包まれた薄暗いプールに浮かぶウォーラー家の長女・イジー(アメリ・フォーファーレ)が、この世のものとは思えない凄まじい形相の女性に襲われる姿が映し出される。郊外のプール付き物件に暮らすという誰もが一度は思い描く理想を実現させた家族が知ってしまった「水面下に隠された恐ろしい秘密」とは一体——。
「ブライスの情熱とビジョンの虜になった」
『ソウ』『死霊館』シリーズなど自身の手掛ける作品で数々のヒット作を生み出してきたジェームズ・ワンは、「僕にとって重要なのは次世代の製作者を発掘することだ。才能はあるけど発揮する場所がないような」と話し、ブラムハウス・プロダクションズの躍進により急成長を遂げるホラー映画市場の次なる担い手を求めていたという。
そこで本作の監督・脚本として白羽の矢が立ったのが、2014年に友人のロッド・ブラックハースト(『Blood for Dust』/2023)、エミー賞ノミネートのネットフリックス・ドキュメンタリー『アマンダ・ノックス』/2016)とともに本作の原案となった同タイトルの5分の短編映画を発表し高い評価を受けていたブライス・マクガイアだった。メガリン・エキカンウォーク(FOXシリーズ『Almost Family』)を主演に迎え、グラミー賞受賞ミュージシャンのミシェル・ブランチの裏庭で撮影された短編は、不気味な存在との遭遇により自宅プールで夜間に姿を消した若い女性を描く物語で、その映像はたちまちYouTube上で話題となり、その才能に魅せられたジェームズ・ワンらによって本作の製作に繋がったという。
マクガイアの才能についてジェームズ・ワンは、「ブライスが才能に恵まれた映画製作者であることは、あの短編を見れば明らかだった」、さらにジェイソン・ブラムも「ブライスの情熱とビジョンの虜になった」と両者ともに大絶賛。ホラー映画界の名プロデューサーをすっかり魅了している。
3方向が海に囲まれているフロリダで生まれ育ったマクガイアは、「友達が溺れたり、ハリケーンで誰かの家が流されたり、ボート事故やサメによる被害が発生したりと、海の脅威に備えないと生き残れない環境で暮らしてきたから、水に対して恐怖と畏敬の念を自然に抱くようになった」と自身の体験を語り、幼少期から抱いてきた水への恐怖が本作へと繋がっていることを明かしている。現代ホラーを牽引するジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムが惚れ込んだ新進気鋭の若手監督ブライス・マクガイア。“水”の恐怖を身近に感じてきた彼だからこそ描ける底知れぬ水ホラーを是非劇場で体験していただきたい。
『ナイトスイム』は絶賛公開中