ソン・ガンホ×イ・ビョンホン共演の韓国映画といえば?
ディズニープラスのオリジナルシリーズ『サムシクおじさん』で初のドラマ主演を果たし、新境地を見せつけているソン・ガンホ。2022年には是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞するなど、韓国を代表する名優として世界に名を轟かせている。
そんなガンホ兄貴に先んじて世界に羽ばたいた韓国俳優といえば、『G.I.ジョー』シリーズ(2009年ほか)などでハリウッドデビュー済みのイ・ビョンホン。必殺のスマイルと細マッチョのお手本のような肉体美で、性別問わず多くのファンを持つスター俳優であり、自身が設立した芸能事務所では後進の育成に熱心なことでも有名だ。ハンサムを封印して挑んだ『コンクリート・ユートピア』での怪演も記憶に新しい。
そんな2人が4度目の共演を果たしたのが、日本では2023年1月に公開された『非常宣言』。高度28,000フィート(約9000メートル)を飛ぶ飛行機内でバイオテロが発生するという、物語の大筋を聞いただけであまりの絶望感にクラクラしてしまう、航空×感染パニック大作である。
上空バイオテロに阿鼻叫喚! 犯人の目的は……!?
飛行機恐怖症のジェヒョク(ビョンホン)は、娘と共にハワイ行きの旅客機KI501便に乗り込む。だが離陸直後に1人の乗客男性が死亡すると他の乗客にも次々と異変が起こり、機内はパニックに陥る。一方、ハワイ行きをキャンセルしたベテラン刑事のイノ(ガンホ)は、同便へのバイオテロを予告するネット動画の捜査を開始するが、それは彼の妻が搭乗する便だった……。
テロの知らせを受けた国土交通大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、<非常宣言>を発動する。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。 見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度28,000フィート上空の愛する人を救う方法はあるのか――!?
『非常宣言』、『モガディシュ 脱出までの14日間』、『警官の血』、『呪呪呪/死者をあやつるもの』、『オマージュ』、『奈落のマイホーム』
CS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年6月放送