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知られざるセックス・スリラーの怪作が日本初上陸
1969年製作のイタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラー『男女残酷物語/サソリ決戦』が、6月7日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントにて日本劇場初公開となる。
精巧な拷問技術の達人という裏の顔を持つ慈善財団大幹部セイヤーは、ジャーナリストのメアリーを拉致監禁、ハイテク装備満載の秘密のアジトで、想像を絶する肉体的、精神的凌辱の限りを尽くす。だが、言葉にできない恥辱を受けても微笑むメアリーは、セイヤーの想像を遥かに超えていた。次第に弱音を吐き始めるセイヤー。いま、洗練と野蛮が表裏一体の<性の対決>がはじまる――。
劇場・テレビ・パッケージ等あらゆるメディアで未輸入、未紹介
<終わりなき男女の対決>を描く本作は、これまで一切日本で紹介された形跡がない。『華麗なる殺人』(1965年)、『バーバレラ』(1967年)、『女性上位時代』(1968年)といった時代を象徴する作品に匹敵する内容ながら50年以上も歴史に埋もれ、近年になってようやく海外でその存在と価値を発見された作品だ。
日本ではほとんど誰にも知られることなく、知られていないが故に誰にも待たれることもなく、存在自体が確認されていなかった本作。日本では劇場、テレビ、パッケージ等あらゆるメディア含めて未輸入、未紹介ゆえ、この上映で初めて、我々はこの傑作を目撃することとなる。
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