• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • 『カメ止め!』撮影監督のショートアニメや激レア初上映作ほか注目5選!第10回「日本セルビア映画祭」今年も開催

『カメ止め!』撮影監督のショートアニメや激レア初上映作ほか注目5選!第10回「日本セルビア映画祭」今年も開催

『カメ止め!』撮影監督のショートアニメや激レア初上映作ほか注目5選!第10回「日本セルビア映画祭」今年も開催
第10回日本セルビア映画祭
1 2

🎥『カメ止め』撮影監督の新作ショート『MY UNIVERSE HERE』&『SPRING, SUMMER, FALL, WINTER… AND』

撮影監督を務めた『カメラを止めるな!』(17)で第42回日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した、曽根剛の最新作。2作ともにアニメーションのショートフィルム作品。

<作品情報>

『SPRING, SUMMER, FALL, WINTER… AND』(Animation / Japan, 2023, 1:16’)
春、夏、秋、冬が過ぎたら、その後は何になるのでしょうか?

『MY UNIVERSE HERE』(Animation / Japan, 2023, 00:34’)
少女は宇宙でただ一人だけなのに生き残る。

『SPRING, SUMMER, FALL, WINTER… AND』

『MY UNIVERSE HERE』

🎥北米最大の日本映画祭【JAPAN CUTS】に正式招待を受けた話題作『遠まわりする青』

2022年、東京都のシティプロモーション「What shall I shoot in TOKYO?」で日本国際観光映像祭にて優秀誘致映像賞を受賞したほか、同作でスペインの「2022 terres travel festival」(2022年9月)、 ポルトガルの「ART&TUR competitions」(2022年10月)に正式招待されるなど注目の映像作家である木村凌監督の最新作。【JAPAN CUTS】正式招待のほか、ドイツで開催された第24回ニッポンコネクション、第18回大阪アジアン映画祭、神戸インディペンデント映画祭2023など多くの映画祭に招待され、その都度注目を浴びる話題作。

『遠まわりする青』

<作品情報>
『遠まわりする青』(Japan, 2022, 25’)

夢を持って上京してきたが、今は鬱屈な面持ちでコスプレ専門風俗店で働く詩織(森砂織)。ある夜、店の送迎ドライバー・小塚(渡辺佑太朗)の運転する車に、同じ店で働く檸檬(日影館まい)と乗り合わせることになる。檸檬の事情で、都内の夜道を遠まわりしながら帰路につく最中、詩織は車窓にふと高校時代の友人・栞(上村歩未)の姿を街中に見かける。東京の片隅で、確かに生きる人々を、静かに真摯に映していく。

🎥「セルビアの今」がよくわかる!本国映画祭でも話題となった意欲作『BEHEADING』(日本初公開)

本作の日本公開にあたり本映画祭で審査員を務めたピーター・ウェーバー監督は「よく書かれ、美しく撮影され、才能あるアンサンブルが見事に演じたこの作品を賞賛したい。また現代のセルビアを考察し、注目に値する素晴らしい作品です」と賛辞を贈っている。日本初公開となる、セルビア出身監督の意欲作。

『BEHEADING』

<作品情報>
『BEHEADING』(Serbia,2023, 127’,※日本語字幕)/シニシャ・ツヴェティッチ監督

ある日、あるアパートの一室で、セルビア人特有の宗教的習慣で、一家の守護聖人(この場合は洗礼者ヨハネの斬首)を祝う「聖守護聖人の日」に家族が集い、物語は展開する。祝賀会の主催者とその妻は離婚し、聖守護聖人の日が終わるまでは、特に次男のヨヴァン(「ジョン」に似たセルビア名)には離婚のことを秘密にするつもりだった。彼は鬱病で、大学にも行かず、仕事もせず、友達もおらず、ドラッグをやり、ノイローゼ寸前。ガールフレンドと暮らし、お金を稼ぎ、家族の中で最も自立した有能なメンバーである兄のドゥシャンとは正反対だ。その日、些細なことから大きなことまで、何もかもが計画通りに進まない。混乱の中で、ヨヴァンは現実逃避に耽る。アルコール、薬物、ストレスの影響で、家族と客人の間には次第に亀裂が入り始める……。

🎥ヴェネツィア映画祭でも上映された注目作『HAVE YOU SEEN THIS WOMAN』

本作の監督たちの母親から着想を得て作られ、中年世代の女性の隠された人生を探求した作品。文化の違いにもかかわらず、この痛切な映画は観客の心に深く響き、2022年ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された。アイデンティティと帰属意識という普遍的なテーマを扱った注目作。

『HAVE YOU SEEN THIS WOMAN』

<作品情報>
『HAVE YOU SEEN THIS WOMAN』(Serbia, 2023, 79’, ※日本語字幕)/ドゥシャン ゾリッチ監督,マティア グルシュチェヴィッチ監督

夏の暑い日に、ドラギンジャは自分に似た死体を発見する。また別の日、ドラギンジャは友達に見せびらかすために偽の夫を雇う。そして冬の寒い夜に、ドラギンジャは自身の失った記憶を取り戻すことを望んで街を彷徨い始める。三つの異なる人生の可能性を通じて、ドラギンジャが自分の殻を破ろうとする。

🎥JSFF作品賞受賞ほか各国の映画祭を席巻した話題作『WHERE THE ROAD LEADS』

セルビアの閉鎖的な村を舞台に、村に住む者とその村を訪れた訪問者たちとのやり取りをスリリングに描いた話題作。審査員を務めたピーター・ウェーバー監督は、「現代世界が通り過ぎてしまったかのようなセルビアの辺境の村を、エネルギッシュかつブラックユーモラスに描いたこの映画は、不条理と悲劇がバランスよく描かれています。また印象的な登場人物たちは幻想と伝統に囚われており、訪問者となった若者たちは村の部外者として自らの危険を承知の上で、この閉じられた世界に入り込んでいくのです」とコメントしている。

『WHERE THE ROAD LEADS』

<作品紹介>
『WHERE THE ROAD LEADS』(Serbia, 2023, 81’ , ※日本語字幕)/ニナ・オグニャノヴィッチ監督

外国人の若者が村に足を踏み入れた途端、村の電気が止まる。近くに新しい高速道路ができたせいかもしれないが、もしかするとこの若者が関係しているのだろうか…? やがてそのうわさは村中に広まり、村人たちは二極化する。以前にも村を訪れた若者が、何か事件を起こしたことがあるからだった。しかしその訪問者たちを囲んだ酒と饗宴が行われる。一夜が明けトラブルメーカーな2人の村人がその訪問者たちを殺そうとしているという話が聞こえ始める。その話を聞いた主人公のヤナは、計画を阻止するために全力を尽くす。彼女にとっては、その外国人が村から出る唯一の切符なのだ。

<第10回日本セルビア映画祭 開催概要>

開催日程:2024年6月14日(金)~6月16日(日)
会場:UPLINK吉祥寺 スクリーン3
〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1パルコ地下2階

<チケット販売概要>
5月22日(水)12:00よりチケットぴあにて前売券発売中
チケット発売情報の詳細は、JSFF公式ウェブサイト(https://www.jsffest.com/) にてご確認ください。
前売券:一律¥1,600
購入方法:チケットぴあ(インターネットのみ/URL:https://w.pia.jp/t/jsff/)
発売開始:5月22日(水)12:00
※座席の選択はできません。
※チケットの払戻、交換、再発行はできません。
※チケットは会場では発券できません。必ずコンビニ(セブン-イレブンorファミリーマート)で発券して会場までお越しください

当日券:一般¥2,000 小中高学生:¥1,000 大学生:¥1,500 シニア(60歳以上):¥1,300
購入方法:UPLINK吉祥寺会場窓口
発売開始:6月14日(金)劇場OPEN時より販売(全プログラム)
※学生証の提示、及び年齢確認をさせて頂く恐れがあります。
※当日券の販売枚数には限りがありますので、ご了承ください。

 

主催:CULTCRAVE/日本セルビア映画祭(JSFF)
共催:株式会社クローバーアーツ
企画制作・運営:株式会社クローバーアーツ/株式会社シンカ
協力:在日セルビア共和国大使館、UPSアカデミー
1 2
Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook