注目の若手俳優・窪塚愛流&蒔田彩珠主演『ハピネス』窪塚洋介、尾上右近、内藤裕子からコメント到着

注目の若手俳優・窪塚愛流&蒔田彩珠主演『ハピネス』窪塚洋介、尾上右近、内藤裕子からコメント到着
©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

注目の2人の若手俳優・窪塚愛流と蒔田彩珠が主演を務める、嶽本野ばらによる同名小説の映画化『ハピネス』が、5月17日(金)より公開される。このたび、雪夫(窪塚愛流)と由茉(蒔田彩珠)の新たな場面写真が解禁となった。さらに、窪塚愛流の父で俳優の窪塚洋介、大のカレー好きとして知られる歌舞伎俳優の尾上右近、アナウンサーの内藤裕子からコメントが到着した。

悲しくて、最高に幸せな7日間のラブストーリー

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの——。」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった——。本作は、余命1週間と宣告された高校生・由茉と、彼女の最後の日々を最高に輝かせようと奔走する恋人・雪夫との奇跡のような7日間を描いた純度100%のラブストーリー。残された時間がわずかだと知った時、残された日々を悲しみに暮れて過ごすより、“自分らしく生きる”と決め、大好きな人と幸せな日々を過ごすことを貫いた一途で純粋な愛は、観る人の胸を熱くする。

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

好きなファッションに身を包み、好きなものを食べて、好きな人と一緒に過ごしたい!

残りの日々を自分らしく“ハピネス”に過ごすために由茉が果たしたのは、憧れのロリータさんデビュー。リボンやフリルで装飾されたロリータファッションに身を包み、プリンセスのような優雅な仕草で気分をあげて、大好きなブランドのメゾンへ。そんな由茉がロリータファッションと同じくらい愛して止まないもの、それは「カレー」。恋人の雪夫に曰く、「彼女はいつでもどんな時でも、隙あらばカレーを食べようとするのです」と言わしめるほど、カレー愛が止まらない。

そんなふたりがデートでカレーを食べるシーンの場面写真が、カレーのメニューと共に公開された。高校の美術部員同志として言葉を交わすようになり、初めてのデートで訪れたインドカレー店では、互いの境遇を語り合いながら食べた「バターチキンカレー」などスパイスしっかり系カレー、余命1週間というショッキングな告白に戸惑いながら食べた「和風カレー」、雪夫の家を訪ねた由茉が持参した母親手作りのゆで「卵トッピングのカレー」、そして、由茉が“日本一贅沢なカレー”として、どうしても食べたいと願った「国産伊勢海老と黒鮑のスペシャルカレーライス」、そのひとつひとつが雪夫と由茉が生き、ふたりの物語を彩る重要な要素として登場している。

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

「カレーを食べるシーンでは、撮影が終わったあともふたりでカレーを食べていました」(蒔田)と撮影中の思い出を語ると、窪塚も「毎回違うカレーで!インドカレーだったり、家のカレーだったり、いろいろな種類の味を用意していただいて本当に美味しかった」と振り返る。撮影現場では、美味しいカレーが用意され、篠原監督の指示のもと本番前のテスト時から役になりきり“しっかり食べる”ことが求められたという。

悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女の願いに寄り添う雪夫を演じるのは、2024年ネクストブレイク男性タレント1位、ViVi国宝級イケメンランキング2023年下半期のNEXT部門にランクインするなど話題の若手俳優・窪塚愛流。そして愛する人の前で不安を押し殺し、最後に残された日々を懸命に生き抜く由茉を演じるのは、21歳ながら是枝監督作品やNHK朝ドラ『おかえりモネ』など数多くの作品に出演し、映画『朝が来る』では日本アカデミー賞新人俳優賞、報知映画賞女優助演賞はじめ数々の賞に輝く若き実力派女優・蒔田彩珠。2004年に公開され一大ロリータ旋風を巻き起こした映画『下妻物語』の作者・嶽本野ばらの小説「ハピネス」を『花戦さ』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞したベテラン篠原哲雄監督がメガホンを取る。

窪塚愛流がそのストーリーの美しさに感銘し、「初めて脚本を読んで、泣きました」と語る通り、ありきたりな“余命モノ”ではなく、生命の煌めきをあますところなく描き出すピュア過ぎる純愛ストーリー。愛する人が目の前から消えてしまう悲しみより、心から愛する人に出会えた幸せ、誰かに思い切り愛されていることの<ハピネス=幸福>を感じる珠玉の一作だ。

<コメント>

窪塚洋介(俳優)
ロリータファッションという世界を通して覗かせてもらった物語。その世界にあった限りなくピュアな思いや台詞にハッとさせられ続けた。あたたかな心のぬくもりが“ハピネス”でした。劇場から出たお客さんたちが食べる食事は間違いなくカレーでしょう。

尾上右近(歌舞伎俳優)
胸が押しつぶされそうになりながらも、無性にカレーが食べたくなる…こんな映画が今までにあったでしょうか。若い二人が真剣にお互いを見つめ合い、受け止め合い、そして愛し合う。切ないけれども観終わったあとには優しく前向きな気持ちが込み上げる、ちょっぴりスパイスの効いた純愛ラブストーリーを是非お楽しみください。

内藤裕子(アナウンサー)
幸せはささやかなものだということを、この作品の中のカレーが気づかせてくれました。香り漂う様々なカレーが登場し、美味しいものを愛しいひとと共に分かち合える喜びが、生きる上での原動力になっているのだと教えられました。大切なひとと一緒にカレーが食べたくなる映画です。『ハピネス』を観終わった後、涙があふれ、余韻に浸りながら作って食べたカレーの味は深く心に刻まれました。

©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

『ハピネス』は5月17日(金)より全国公開

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