舞台は300年後の地球!『猿の惑星/キングダム』はどんな物語?
『猿の惑星/キングダム』の舞台は人類が野生化し、進化した猿が支配する300年後の世界。人間と猿の間で支配権が完全に入れ替わり、高い知能と言語を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。
独裁者プロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた若き猿ノアは、人間の中で“誰よりも賢い”とされ猿たちから狙われている女性ノヴァと出会う。ノアは彼女と共にプロキシマスの支配に立ち向かうことを決意するが、ノヴァは猿たちの知らない“秘密”を握っていた……。
種を超えたその団結は、狂気の支配を止め、再び共存可能な世界を作ることができるのか。それとも、圧倒的支配に飲み込まれてしまうのか。この世界で生き残るのは一体誰か。 <猿&人間>VS<猿>という新たな衝突の先に待ち受ける“衝撃のラスト”とは、果たして――。
半世紀を経て公開される“完全新作”の鉄壁製作陣
「ウィルスにより荒廃した世界」はリブート版シリーズと共通しているものの、実際に未曾有のパンデミックを経験した現在では感情移入度もケタ違いだろう。シリーズではおなじみの名前でもあるノヴァは予告映像で「私の名はメイ」と言いノアたちを驚かせているが、彼女に隠された“秘密”とは何なのか? ノアは強敵シーザーにどう立ち向かうのか? 完全新作だけに安易な予想はできず、何から何まで気になりすぎるその内容はスクリーンで確かめるほかない。
そんな本作の監督を務めるのは『メイズ・ランナー』シリーズを大ヒットに導き、日本発人気ゲームの実写映画『ゼルダの伝説』の監督にも抜擢されたウェス・ボール。さらに世界最高峰のVFXスタジオ<WETAデジタル>が“猿に支配された300年後の世界”に過去最大級の説得力をもたらしている。オリジナル版第1作目から56年、本作を観れば映像の進化も実感できるだろう。
『猿の惑星/キングダム』は2024年5月10日(金)より全国ロードショー