1作目で描かれた様々な“謎”が、ついに明かされる!?
『オーメン』が公開された1976年、ダミアンは世界中を恐怖のどん底へと叩き落した――。
アメリカ人外交官だった主人公のロバートは、妻キャサリンの死産を経験。そこに立ち会っていたある神父から勧められ、同時刻に生まれたという赤ちゃんを養子として育てることになる。それが、6月6日午前6時に誕生した、悪魔の数字<666>の痣をもつダミアンだ。
一見するとおとなしい純粋そうな男の子に見えるダミアンだが、何かがおかしい……。5歳の誕生日にダミアンの乳母が目の前で首を吊ったのを皮切りに、ダミアンの周りでは不可解な出来事が次々と起こり、かかわる人々が凄惨な死を遂げていく。しかも、どこからかやってきて住み込みで働くこととなった怪しい乳母や、ダミアンに懐き家に住み着いた謎の犬など、彼の周りには、まるで彼を守り、彼の為に動く“しもべ”のような存在が増えていく。
ダミアン自身が直接手を下すことはあまり無いものの、5歳とは思えないほど何を考えているか分からない無表情や、時折見せる怒りを帯びたような鋭い眼光――。そんなダミアンを見つめている我々観客の感情も次第に、恐怖の予兆(=オーメン)に蝕まれはじめ……。
やがてダミアンの不可解さに気が付き始めたロバートは、彼の出生の秘密を追う中で、その母の墓までたどり着く。しかし、そこにあったのは“山犬の骨”だけ。まさかダミアンは山犬から誕生したというのか? 悪魔の子はなぜ、どのようにして生まれたのか……? かつて我々に突きつけられた様々な謎、その真相がついに語られることとなる。
1976年の公開から約半世紀を過ぎても色褪せない、レジェンド・オブ・ホラー『オーメン』の“はじまり”が描かれる『オーメン:ザ・ファースト』。ホラー映画の金字塔シリーズの“始まりの物語“に、誰もが驚愕する――!?
『オーメン:ザ・ファースト』は全国公開中