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「666」の痣をもつ悪魔の少年
「6月6日午前6時」に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描き、全世界を恐怖に包み込んだレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』(1976年)。当時ホラー・ブームの火付け役ともなった同作の前日譚を描く最新作『オーメン:ザ・ファースト』が、4月5日(金)より日本全国を新たな恐怖に陥れている。
名作の前日譚はどうしても期待値が高くなるため賛否が別れることも多いが、本作は軒並み高評価を獲得。全米では初日金曜を含む3日間の興行収入が約8,363,000ドル(日本円で約1,262,813,000円)を記録(※1ドル151円換算/4月8日時点 ※Box Office Mojo調べ)し、日本でも初日3日間で興行収入6,448万円、動員46,169人(※4月 8 日時点)を達成している。
SNS上では、「見事に作り込まれた傑作。退屈な瞬間がまったくなかった。震えた」、「素晴らしく不快でおぞましい。恐怖演出が冴え渡ってる」、「めちゃめちゃ良かった! ここ2~3年で観たホラーで断トツの面白さ!」などなど早くも絶賛の声があがっている。
世界中で注目を集める本作で、ついに“誕生”の裏側が描かれる悪魔の少年・ダミアン。彼は一体どんなキャラクターだったのか? 1作目の『オーメン』を元に振り返ってみよう。
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