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「丸裸になったようで恥ずかしかった」チュ・ジフン 韓国ドラマ『支配種』で見せたボディスーツ・アクションを振り返る ハンヒョジュとの絆を感じさせるエピソードも

「丸裸になったようで恥ずかしかった」チュ・ジフン 韓国ドラマ『支配種』で見せたボディスーツ・アクションを振り返る ハンヒョジュとの絆を感じさせるエピソードも
『支配種』記者会見 © 2024 Disney and its related entities
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チュ・ジフン「丸裸になった気持ちがして恥ずかしかった」

ジャユのボディガードとなるチェウンを演じるのは、「キングダム」をヒットさせたチュ・ジフン。見せどころは、アクション監督が「天才」と賞賛したアクションシーン。チュ・ジフンは「“地に足の着いた”アクションの方が、ストーリーに説得力が出ると思い、派手なアクションよりも、接触感を覚えるようなリアルなアクションを作りました」と説明。

チュ・ジフン 『支配種』© 2024 Disney and its related entities

ちなみに、イ・スヨン脚本家は、チュ・ジフンのアクションシーンの中でも、「17対1の戦闘シーン」がお気に入りだとか。どんなシーンなのかは、直接映像でチェックしてほしい。

『支配種』© 2024 Disney and its related entities

また、ボディスーツを着て入社面接を受けるシーンも印象深かったようだ。チュ・ジフンは「かなり体にフィットしていたので、丸裸になった気持ちがして恥ずかしかったです。グリーンスクリーンの前で、一人でアクションをするのは、不思議な感じがしました」と冗談交じりに語り、会場の笑いをさらった。

ハン・ヒョジュ、チュ・ジフン『支配種』© 2024 Disney and its related entities

意外にも、ハン・ヒョジュとは初共演となるチュ・ジフン。「ヒョジュさんは凛としていて、芯が強く、密度の高い俳優だと思いました。プライベートな話をしている時もそうですし、演じる時も熱心なので、頼りにしていました」と話すと、ハン・ヒョジュも「チュ・ジフンさんは俳優として現場での振る舞いも素晴らしいですが、現場全体を見渡すプロデューサーとしての目も持ち合わせている。トラブルが起こったり、起こりそうになったりすると声をかけてくださったりしたので助かりましたし、心強かったです」と語り、絆を感じさせた。

『支配種』© 2024 Disney and its related entities

イ・ムセン「まるでダンスをするようで楽しかった」

ジャユの会社の研究成果物を狙う野心溢れる国務総理ソヌ・ジェ役には「殺人者のパラドックス」のイ・ヒジュンが抜擢。ハン・ヒョジュは「現場でヒジュンさんと会うのが楽しみでした。毎回テイクごとに演技が異なるので、今日はどのように演じるんだろうとワクワクするんです。演劇のように1テイクを10分以上のロングテイクで撮影することもあり、楽しかったです」とイ・ヒジュンとの撮影を振り返った。イ・ヒジュンは、チュ・ジフンとのシーンでも、予定になかったロングテイクを提案したそうだ。チュ・ジフンから「撮影後、“楽しかった”と連発していました」と暴露されると、イ・ヒジュンは頷きながら満面の笑みを見せ、撮影現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきた。

イ・ヒジュン 『支配種』© 2024 Disney and its related entities

BFグループの創立メンバーでジャユの20年来の友であるオン・サン役のイ・ムセンは、役柄について「理性的でジャユにとっては心のよりどころのような存在。二人の間にチェウンが入り込み、新たな物語が形成されます」とキャラクターを紹介。非接触式空中浮遊ディスプレイ端末を使うシーンの撮影に話が及ぶと「最初は慣れませんでしたが、スタッフの方が“ここにはこういう映像が出て、ボタンがここにあって……”と詳しく説明してくれたおかげで上手く演じることができました。画面を伸ばしたり縮めたり、まるでダンスをするようで楽しかったです」とほほ笑んだ。

イ・ムセン 『支配種』© 2024 Disney and its related entities

本作のテーマとなっているのが、今現在、世界中で研究・開発競争が激化している「培養肉」。利害関係の調整など、普及には課題も多く、様々な議論が展開されている話題のテーマということで、キャストたちも同様に様々な想いを持って作品に挑んだようだ。

「本作は話題となっているテーマを興味深い話を交えて描いているので、この問題を考えるきっかけになってほしいです」(チュ・ジフン)、「培養肉は商品化できるところまで来ています。それがもたらす事件もある。そういう中で一度しっかり考えてみるべきテーマだと思いました。この作品を通じて、僕も俳優として、人間として、倫理的、政治的、経済的な面から(培養肉について)考えるきっかけになりました」(イ・ムセン)と語った。

『支配種』記者会見 © 2024 Disney and its related entities

『支配種』は本日4月10日(水)よりディズニープラス スター「スター」で独占配信スタート。

CS映画専門チャンネル ムービープラス「今月の韓国映画」放送中

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『支配種』

韓国大統領を狙ったテロで多数の死傷者が出てから数年、元大尉のウ・チェウンは、犯人を追い詰めるため独自の調査を続けていた。そんな中、テロ事件の生存者であるユン・ジャユがCEOを務め、人工培養肉を世界に提供する企業がテロ以降記録的な利益を上げていることを知り、ジャユにボディガードとして近づき、組織に潜入、秘密を暴こうとする。

監督:パク・チョルファン(『グリッド』)
脚本:イ・スヨン (「秘密の森〜深い闇の向こうに〜」)

出演:ウ・チェウン:チュ・ジフン (「キングダム」「宮 -Love in Palace-」)、ユン・ジャユ:ハン・ヒョジュ(『ムービング』「トンイ」)、ソヌ・ジェ:イ・ヒジュン(「殺人者のパラドックス」「マウス~ある殺人者の系譜~」)、オン・サン:イ・ムセン(「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」『マエストラ』)

制作年: 2024