カルリータが絵に描いたのは「オーメン」の世界への予兆
本作に登場する象徴的なシーンと共に、製作陣・キャスト陣が順に見どころを明かしていく。主人公マーガレットについて「愛情に満ちています」と魅力を語ったのは、主演女優ネル・タイガー・フリー。「マーガレットの周りで深く暗い謎が現れ始めます」と続け、問題を抱えた少女カルリータ(ニコール・ソラス)と出会った後、彼女を気に掛けるうちに、マーガレットは次々と恐ろしい出来事に遭遇していくと話す。
そんなマーガレットの前に現れたのは、“悪の誕生”を阻もうとするブレナン神父。演じたライフ・アイネソンが、「孤児を監視し、アンチ・キリストの誕生を阻もうとします」と話すように、“悪魔の子・ダミアン”誕生の秘密を解明するキーパーソンとなるのがブレナン神父。彼がマーガレットをどのように手助けするのか?
一方、カルリータに注目すべきだと語ったのは、製作を務めたキース・レヴィン。「特別な力を持つ子供が織りなすシリーズです。カルリータが絵に描いたのは、『オーメン』の世界への予兆です」とコメントし、映像内でも登場している、カルリータが描くモノクロ調の奇妙なイラストは全て、この後マーガレットが目にすることとなる恐ろしい出来事の前兆(オーメン)だと明かしている。
なぜカルリータはこれらのイラストを描けるのか…?果たしてマーガレットの身にどんな“恐怖”が訪れるのか?同映像では、“6月6日午前6時生まれ”と示された謎のカルテ、丸印がつけられた謎の赤ん坊の写真、マーガレットの背後に迫る謎の影も登場。アルカシャ監督が、「『オーメン』の物語がなぜ始まったのか?その舞台を整えることが重要でした」と語るように、初代『オーメン』に繋がるヒントが物語の随所にちりばめられ、どの瞬間も一切見逃せないシーンばかりとなっている。
1976年の公開から約半世紀過ぎても色褪せないレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』の“はじまり”が描かれる『オーメン:ザ・ファースト』。ホラー映画の金字塔「オーメン」シリーズの“始まりの物語”で明かされる真実に、誰もが驚愕する—。
『オーメン:ザ・ファースト』は大ヒット上映中