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『イノセンツ』『LAMB/ラム』『ミッドサマー』に続く“北欧ホラーの新たなる金字塔”との呼び声も高い衝撃作『胸騒ぎ』がサンダンスほか世界の映画祭を席巻し、ついに2024年5月10日(金)に日本上陸。
このたび公開に先立ち、北欧作品らしい冷たく陰鬱な雰囲気が漂う新シーン写真が解禁となった。
異なる国の二組の家族、些細な“違和感”の正体は?
イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦とその息子と出会い意気投合する。後日、オランダ人夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪れる。再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。オランダ人夫婦の“おもてなし”に居心地の悪さと恐怖を覚えながらも、その好意をむげにできない善良な一家は、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせるが……。
怖い“だけ”じゃない! アート性も高い北欧ホラーに要注目
近年、注目を集める“北欧ホラー。これまでのホラー映画にはない斬新なストーリー設定と洗練された上質な映像で、観客をいまだかつてない恐怖に陥れてきた。スウェーデンの夏至祭を舞台に、古代北欧の異教を信仰するカルト集団の儀式をとらえた、A24のフェスティバル・スリラー『ミッドサマー』。
羊ではない“何か”の誕生を不気味に描く、アイスランドの禁断のネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』。ノルウェー郊外の住宅団地で子供達が繰り広げる、サイキックホラー『イノセンツ』。他にも『ハッチング』や『ボーダー二つの世界』など北欧独自の文化や伝承を反映させ、新たなジャンルを確立させてきた。
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