親ガチャ怨念ホラー映画『オンマ／呪縛』は鬼より怖い“母の呪い”描く米初の韓国系女性監督作ホラー！製作はサム・ライミ

サンドラ・オー主演「親ガチャ」ホラー

韓国系カナダ人俳優サンドラ・オーといえば、現在シーズン19が放送中の米人気ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』（2005年～）での活躍だろう。サンドラは同作でゴールデン・グローブ賞テレビ部門の助演女優賞を受賞。その名を知らない人はいないほどのスター俳優となった。

It's Frau Blucher and Zombie Surgeon at Greys Halloween party! pic.twitter.com/ZHqfkkmrYx

— Sandra Oh (@IamSandraOh) October 27, 2014

それ以前にも名作ロードムービー『サイドウェイ』（2005年）などで知られていたが、人気シリーズへの出演により急激に知名度が上がったため当時はメンタル面でバランスを取るのに苦労したそうだが、いまやハリウッドで活躍するアジア系俳優の代表格。出演作は多い方ではないが、彼女が出演していると安心するというか、作品の強度がぐっと上がるような存在感を多方面で発揮している。

そんなサンドラ・オーが主演したのが、サム・ライミ製作のホラー映画『オンマ／呪縛』（2022年）。タイトル通りオンマ＝母親が重要なテーマになっていて、アジア系ファミリーの親子の絆もとい“呪い”が巻き起こす怪奇現象を描いた、言うなれば“親ガチャ”ホラーである。

『オンマ／呪縛』© 2022 Umma Holdings, LLC. All Rights Reserved.