撮影用に50個以上のチョコ菓子をガチ手作り!激しくも美味しそうな“パティシエ修行”とらえた『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』本編特別映像解禁

撮影用に実際に作ったスイーツ、なんと500個以上!
このたび解禁された映像には、終業後のキッチンに一人居残ったヤジッドが映し出される。オートクチュールのような自分だけのスイーツを探求し、「一流のパティシエになる」という自らの夢に向かって邁進する姿を捉えたものだ。
キッチンに並んでいるのは、大量の<フォレ・ノワール>。ドイツ南西部の“黒い森”といわれる森林地帯に因んだクラシックなお菓子として知られるフォレ・ノワールだが、ヤジッドが作り上げようとするのは、そこにモダンな解釈を加えたクチュール新感覚のスイーツだ。形、味、香り……満足のいく仕上がりに達するため、ヤジッドは何度も慎重に手順を繰り返し、時間が経つのも忘れて作業に没頭。やがて熱中するあまりに終電車を逃してしまった彼は、朝までホームで過ごす羽目に……。

『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』© DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinéma
このフォレ・ノワールを含め、劇中に登場する20種以上のスイーツは全て、主人公のモデルとなったヤジッド・イシュムラエン本人が手がけたもの。乾燥や照りなど、撮影の時間経過によるスイーツの見た目の変化を防ぐため、ワンシーンに映るスイーツ“ひとつ”のためだけに、何種ものパターンを作成。その結果、スイーツの製作総数は500以上に及んだが、特に本シーンに登場するフォレ・ノワールだけで50以上も制作したという、まさにこだわりのシーンである。
🖋️𝑫𝑰𝑹𝑬𝑪𝑻𝑶𝑹'𝑺 𝑪𝑶𝑴𝑴𝑬𝑵𝑻
— 映画『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』公式 (@parisbrest_) February 11, 2024
➡️𝒀𝒂𝒛𝒊𝒅 𝑰𝒄𝒉𝒆𝒎𝒓𝒂𝒉𝒆𝒏
準備の段階から始まり、#パティシエ シーンの撮影現場にはすべて参加した #ヤジッド・イシュムラエン🧑🍳
初めて完成した映画を観たヤジッドは
「裏切らなかったね」と監督と熱い抱擁🤝✨… pic.twitter.com/HYmAeHR7kZ
ヤジッドは父親が不在で、母親はアルコール依存症だったため2歳半からホストファミリーに預けられ、8歳で里親のもとを離れ、養護施設で暮らしていた過去を持つ。14歳の時にパティシエとしての見習いを始め、17歳でパリにあるパスカル・カフェ (世界菓子チャンピオン) で働き始めた彼は、1年後にはモナコにあるジョエル・ロブションの「ル・メトロポール」や世界的に有名なシェフであるアラン・デュカスの下で働いた。
やがて2014年、22歳の時、フランスチームのリーダーとして参加したGelato World Cup(冷菓世界選手権)で世界チャンピオンとなったヤジッド。いまやアヴィニョンに自身の店舗を構えているほか、ギリシャ、スイス、カタールなどに店舗を持つ実業家として、ディオール、ルイ・ヴィトン、バルマン、ショーメなどのハイブランドとのコラボレーションなどでも話題のスターシェフとして活躍している。そんな彼の圧倒的才能と熱量の源泉を垣間見るような映像と言えるだろう。
さらに『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』の公開を記念し、本作の公式HP内に日本で美しいフランス菓子が堪能できる<スイーツ・マップ>が完成。劇中に出てきたスイーツ、パリブレストや上述のフォレ・ノワールをはじめ、資生堂パーラー ル サロン ジャック・ボリー、ル・ポミエ、パティスリー レザネフォール、モンサンクレール、EN VEDETTE Luxe、ミシャラク、ルノートル、エキリーブル、アヴランシュ・ゲネーの9店舗で堪能できる美しいフランス菓子を紹介している。本作品を鑑賞後にフランス菓子が食べたくなったら、このスイーツ・マップをチェックしてショップに足を運んでみよう。
『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』は2024年3月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
🎂𝑷𝒂𝒓𝒊𝒔-𝑩𝒓𝒆𝒔𝒕🎂#パリ・ブレスト
— 映画『パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』公式 (@parisbrest_) January 26, 2024
『#パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~』
#パリ・ブレスト はリングシューとも呼ばれる #フランス菓子🇫🇷
リング状のシュークリームというのが基本だけど、天才パティシエ #ヤジッド の手にかかったパリ・ブレストは――これだ🎂✨#パリブレ pic.twitter.com/kVRMYfDWsC